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英語上達には海外ニュースが最適[英語中級者以上]

こんにちは。ozkといいます。

私はキャリア10年超の勤め人で、こちらのnoteでは言語・旅行・海外調査・カクテルをテーマに発信しています。英語は得意で20代半ばには英検1級、TOEICスコア960を取得しています。

今回は英語中級者以上向けに、おすすめの英語学習のルーチン化方法について発信します。学生や20代の社会人に役立つような内容にしています。

英語学習のルーチン化には英語ニュースが最適!!

結論から言うと、ある程度の英語レベルに達した後は、実際に英語を使って日常的にニュースに触れるように習慣化することをお勧めします。もちろん英語学習雑誌として著名な「English Journal」のようなものもあり、私自身も社会人一年目の頃に良く活用していました。

しかしながら、こういう雑誌では、英語"学習"が主目的となってしまい、日々のニュースに触れるという観点では適していません。あくまで本物の英字新聞や英語雑誌をスムーズに読めるようになるための助走用のものとして捉えることが望ましいです。

この投稿では、毎日、英語ニュースに触れるために、私がおすすめする英語媒体を、みっつのレベルに分けて紹介します。基本的にはWebサイトとアプリの双方が存在するものを取り上げています。(無料コンテンツが豊富なものは★をつけています。広告収入はあるでしょうが読者にとってはタダ!で貴重な情報を提供してくれており、ひたすら感謝ですね)

【レベルⅠ:英語中級者向け】

CNN  Japan
The Japan Times 
Nikkei Asia

いきなり残念なお知らせです。英語中級者に成り立ての場合、無料で上質のニュースを提供してくれるニュースサイトは少ないです。多少の金銭負担は覚悟が必要だと思います。

ただし、CNN Japanのアプリは、日本語と英語がタブで即座に切り替え可能なので、日本語と英語を比較しながら同じような記事を読めるという点で、中級者にとって、とても役に立つと思います。

まずは、日本のニュースを英語で読むということに慣れると良いと思います。いきなり日本語でも、前提となる知識が不足しているような分野、例えば中東、ラテンアメリカ、アフリカといった地域のニュースが英語で記事になっていても、理解が進みづらいと思います。日本語でも読み飛ばしてしまいますよね。。。

私が20代半ばの頃はジャパンタイムズ(The Japan Times)を電車の中で読んでいました。今の若者は、満員電車のなかで新聞をよっつに折り曲げて読むというサラリーマンのサバイバル術すら知らないことでしょう。ジャパンタイムズは日本最古の英字新聞でありなんと1897年の創刊です。独自の情報源をもっており、日経新聞や読売新聞等にはない視点を提供してくれることがあり、おすすめです。

【レベルⅡ:英語中上級者向け】

BBC News
USA Today
CNBC
Huffington Post
Business Insider
VICE
Reuter
Bloomberg
AP News
The New York Times
The Wall Street Journal
The Washington Post
Financial Times

中級者を超えてくる頃になると、無料のニュースサイトが多数あります。お馴染みの英国の国営放送であるBBCを始めとして、様々な国の放送局・新聞社の情報に触れることができるようになります。

無料のサイトだと、カナダ系アメリカンメディアであるVICEが面白いと思います。日本の週刊誌のように、アングラやサブカルの刺激的なコンテンツが掲載されています。

なお、無料のニュースサイトももちろん良いですが、私がおすすめするのは有料ではあるものの、一番後ろに挙げたニューヨークタイムズ(NY Times)、ウォールストリートジャーナル(WSJ)といった米国でメジャーな新聞です。日本国内のニュースであれば当然日本の新聞社から出てくる情報が最も早いのですが、米国や海外のニュースであれば、これらのNY TimesやWSJに掲載されたニュースが一日遅れで、国内の新聞に掲載される、というのはよくあることです。日本では広告主との関係で絶対に掲載できないような大企業に関する記事が出ることもあります。

私は、以前勤めていた会社の役員の金融マンの方が、WSJに出ている記事をもとに、こういう記事が出ているけどどうなんだ、と突然質問が降ってくることもあったため、一流の会社員になるためには必須だと思い、読み始めるようになりました。

【レベルⅢ:英語上級者向け】

The Guardian
Politico 
The Hill
Al Jazeera English
The Times of Israel 
DW (Deutsche Welle) ★
Times of India
The Voice of America
China Daily
The Economist
Bloomberg Busienssweek

さて、英字新聞を購読して暫く経ち、英語でニュースを読む毎日にストレスを感じなくなった頃には、上記のニュースサイトをおすすめします。

ドイツ、中東地域、インド、中国、イスラエルといった各国のニュースを英語で読んでみることで、他の人にはない重要な情報源をもつことができるようになります。

また、地域視点での幅に加えて、政治・法律・科学などのテーマ視点で幅を広げてみると良いのではないでしょうか(上記で紹介したもの以外にも多々あります)。

まとめ

以上、おすすめの海外ニュース媒体を紹介してきました。

起業家で立命館アジア太平洋大学の学長である出口治明氏は、自著にて以下のように語っています。

毎朝新聞を三紙読み、寝る前に一時間本を読むのは、歯をみがくのとおなじように私の生活習慣の一部になっています。

投資家のウォーレン・バフェット氏はThe Wall Street Journal、Financial Times、The New York Times、USA Today、Omaha World Herald、American Bankerの6紙を毎朝読んでいると、CNBCに語ったことがあるそうです。

元スターバックスCEOのハワード・シュルツ氏は、毎朝5時頃に起きてコーヒーを入れた後で、The Seatle Times、The Wall Street Journal、The New York Timesを手に取っている、とCNN Moneyに語っているそうです。なんと20年以上続けている習慣であるとのことです。

皆さんも今回紹介したような海外ニュース媒体をいくつか読んでみてはいかがでしょうか。

いち勤め人の意見ですが、英語をさらに上達させてグローバルに仕事をしたい、という学生や20代の方に役立てばと思い筆を執りました。

また投稿します。

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