脱稿。
今日、『南畑美術散歩』ウェブサイトのための記事を、すべて書き終えた。
これから作家さんや関係者の確認や修正が入るかもしれないので、まだ完成ではないのだけれど、でも、ゼロから文章を立ち上げてくるところは終わったのだ。
原稿を書き終えることを「脱稿」というらしい。
その「脱」の感じがよく分かる。例えは悪いかもしれないが、便秘が直ってお通じがよくなったみたいな、すがすがしい気持ちになった。
今回の記事は、インタビューをさせてもらった作家さんたちの言葉を一貫した流れのある文章にすることが必要だった。あの雰囲気、あの言葉づかい、あの決め台詞。現場の空気を出来るだけそのまま。
そう思うと、本当に集中力が必要だったし、毎回書いてみるまで、書けるのか心配だった。いま振り返っても、一人一人違う9本もの記事を「ほんとよく書けたよなあ」と思う。
そして、すべて書き終えたいま、あの文字起こしのしんどさも「どうしよう」という不安もなくなったのだけれど、同時に「あれ?もう次はないの」という物足りなさみたいなものもあったりして。
それだけ全力投球できた仕事に出会えたことは幸運だったと思う。
なんて、もう振り返りたくなっているけれど、サイトの方はまだ半分も公開されていない。これからも面白い記事が出てきますんで、どうぞおたのしみに!
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