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月の光に導かれ。

昨日のオンラインでの『空中庭園』で話したことは、これ↓とかいろいろあったけど、

もう一つ盛り上がったのが『セーラームーン』の話題だ。

正式名称は『美少女戦士セーラームーン』。
1992年に漫画の連載とアニメ放映開始。以来、現在に至るまで非常に人気のある作品だ。ちなみにこの「美少女戦士」は一番はじめに変身した時に主人公、月野うさぎ自らが名乗る。誰も言っていないのに。

僕自身はセーラームーンを観たことがなかった。けれど、女友達の多くが時々セーラームーンを話題にしたり、SNSに投稿したりしているのを見ていた。

その時々は本当に「時々」で、見えるか見えないかくらいのところにサッと現れる。でも、僕の印象にはっきり残るくらい、インパクトがあった。なんというか、熱烈なのだ。

で、昨日の『空中庭園』の中で再びその『セーラームーン』熱に遭遇した。セーラームーンとその仲間たちは、女の子の心の中によほど深く根ざしているらしい。そう感じた。

男性が漫画やアニメのキャラクターについて熱く語ったり、

こんなことを書いたりするのは、そう珍しいことではないけれど、女性をそうさせるのはなんだか珍しい。ただ、僕がキン肉マン、翼、悟空、桜木花道と複数のキャラクターを心に住まわせているのと違い、女の子にとってのセーラームーンは、唯一無二の存在に思える。キキララだって、まる子だって、キティちゃんだって、ときめきトゥナイトだって、キャラクターはたくさんいるのに、セーラームーンだけ格が違う気がする。

なぜなのだろう。

と思って、昨日からテレビ版を観はじめた。
いわゆる「無印」の第一話から。

ちょっと狂気に近いテンションの中で、あれよあれよという間に「ムーンプリズム・パワー!メイクアップ!!」でもって、うさぎはセーラームーンになってしまう。そして、ティアラを投げると一撃で敵は死ぬ。

あるあるなのだろうが、タキシード仮面なる人物も興味深い。
「私の名前はタキシード仮面!」は「美少女戦士セーラームーン!」とうさぎが名乗るのと同じくらい度肝を抜かれる、第一話の二大名乗りだと思う。

そして、これを受け容れてしまった時にセーラームーンの世界に引き込まれていくのだと思う。まだ二話しか観ていないが、もうあの変身シーンの妙にムードのある曲とタキシード仮面様が現れる時のバラを待っている自分がいる。

なんだか身体的に気持ちがいいアニメだな、と思いつつ、先を進めていく。友人によるとこの後は「人間関係に役に立つ」ような「なんとも泣ける」ような「悪が清々しい」ような場面が展開されるらしい。楽しみだ。月の光は愛のメッセージ。

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