最高のおもちゃ、それは「紙」。

・買い物帰りに抱っこひもから下ろしたら、急に「ぱぱぱぱ」と言い出した。突然パパ優勢だ。『ぽぱーぺぽぴぱっぷ』のおかげかな。うれしい。奥さんがあわてて「まままままま」と言い出す。

ぽぱーぺぽぴぱっぷ | 谷川 俊太郎,おかざき けんじろう | 数ページ読める | 絵本ナビ：レビュー・通販

・離乳食のときに、ある発見をした。スプーンを前から持っていくのではなく、右（利き手側）斜め前からゆっくりと口へ運び、先に柄をもたせるようにするとスムーズにいく。これで手が食べ物をつかんでしまう回数が減り、リズムよく食べられるようになった。ほんの少しの工夫でずいぶん変わるもんだな。

・郵便受けに近所のショッピングモールのチラシが入っていた。赤ちゃんと見ようとすると手を伸ばして奪い、くしゃくしゃにして遊びはじめた。紙は手のうごきに合わせて、自在に形を変える。ちぎることも、舐めることもできる。赤ちゃんは魅力的なおもちゃの登場にハマって、ミルクを飲むときにも手を離さない。さすがに紙を食べるのはどうかと思い、油断したところで奥さんがさっと取る。赤ちゃんは何とも言えない顔で奥さんを見つめていた。くしゃくしゃにできて、破れないおもちゃはないものか。

・朝起きたときや日中に赤ちゃんが汗ばみはじめた。これまでは、肌着＋上着を着せていたのだけれど、今日から肌着だけにしようかと話す。次に上着を着るときには、いま使っているものはたぶん使えない。最終回はこんなに突然訪れるのか。赤ちゃんが生まれたのは９月。秋→冬→春と来て、はじめて経験する最後の季節「夏」がもう、近づいてきている。