しまっていこうぜ_

栄冠は「しまっている」方に輝くのか。 (メルマガ『生きているQ』より)

この記事は、㐧二音楽室のメルマガ『生きているQ』の配信記事を加筆修正してお届けしています。

こんにちは。澤です。

聴いていただき、
ありがとうございます。

やー、昨日は、
すごかったですよね。

なにがって、甲子園です。

大阪・履正社と
石川・星稜の決勝戦は、
一進一退の攻防で
一回から九回までずっと
緊迫感がありました。

名勝負であると同時に、
実に疲れる試合でもありました。

「泣く!」「吐く!」と
観戦しながら何度も思いました。

結果は5ー3で、
履正社が優勝。

ぼくが応援していた
星稜・奥川投手は
最後の最後で
打たれてしまいました。

指と指を合わせて
その振れについていく
影舞のように、

特に七回からの動きは
もう誰にも先が
読めないものでした。

それでも
履正社が勝ちを拾った。

それは、なぜだったのか。

そう思ったときに
思い出したのが

「しまっていこうぜ」

というかけ声です。

しまっていると勝ちやすい。

そう思うと、
昨日の試合ではたしかに
履正社のほうがしまっていたし、

要所要所で
ゆるみそうになるのを
しめていました。

奥川投手も大事なところで
ズバン!と快速球で
しめたりしていましたが、
八回にゆるんじゃったんですよねー。

七回の裏、
エース清水が降板した後、
満塁のピンチをしめた履正社と、

八回の表、
追いついた後の回に
すぐに二点取られてしまった星稜。

ここが勝負の分かれ目だったのか、
その前から現れていた
失投、失策、盗塁の失敗が
星稜の敗戦につながっていったのか。

しまっていることが
試合の流れを引き寄せ、
勝利の女神がこぼす
ひとしずくを漏らさず
すくい取ることなのだとしたら

やっぱり昨日は
履正社だったかなー。

でも、
そんなの結果論にすぎなくて、
特に七回からは、
どちらのチームからも
「崩れる!」「ゆるむ!」「漏れる!」
といった悲鳴が
聞こえてきそうな展開でした。

もう本当にぎりぎりの、
ぎりっぎりの
紙一重だったんでしょうね。

勝利の女神も困ったと思う。

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