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はじめてのヌードデッサン。

今日『南畑美術散歩』のインタビューでご一緒した、アトリエジョンヌ・大庭豊先生の絵画教室にお邪魔した。

インタビューでうかがったお話があんまりよかったので、もうちょっと近づいてみたい、と思ったのがきっかけだったのだけれど、スケジュールの都合がついた初回が、いきなり年に一度のヌードデッサンの日だった。

初心者がやっていいのかも分からなかったし、夫婦ふたりでヌードデッサンというのもなかなかないだろう。もちろん僕ら二人とも初体験だ。知らない人が目の前で服を脱ぎ、それを絵にするのってどんな感じがするのだろう?とはじめる前は思っていた。

裸婦1

やってみると、時間は矢のように過ぎていった。
モデルさんは美しい女性の方だったのだけれど、ふだん女性を見るのとはぜんぜん違った。もっと「美」に近づいていく感じがした。

人のからだって美しい。女性って美しい。細かい細部に到るまで美しい。

デッサンは、その「美しい!」という気持ちを画面にぶつけるような作業だった。5分で一枚を仕上げるのだけれど、ものすごく集中した。

そして大庭先生の声かけが実にうまい。
「いいですねぇ」「うん、最高!」「いいぞ、うまくなってきた!」
その声にのせられて、いい気になって、確かにだんだんと上手くなっていくのが分かる。

裸婦2

でも、僕らの描く線は、大庭先生がお手本に見せてくださった線とはぜんぜん違った。先生の線は圧倒的に「生きて」いた。絵なのにまるで動き出しそうに見えた。プロの画家は、画面の中に生命を描くことができるのだ。インタビューでもすごいと思ったが、そばで描いてみてそのすごさがさらに伝わってきた。

10時から12時半まで。ものすごく面白かった。まだまだやりたいと思ったけれど、あまりの集中に気力の方がついていかず、帰ってきてすぐ、二人ともふとんにもぐり込み、ぐうぐう寝た。僕はなんだかいやな夢をみた。

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