祐典の歌はどうなりたがっていますか_

そうだ、ルノルマンにきいてみよう。

先日、かなりびっくりするような発見があった。

このカバー写真は、奥さん(澤 由莉)に引いてもらったルノルマンカード。

「ちょっと引いてみる?」って感じで、いま気になってることを話して、何枚か引いてもらって、カードの絵を読み解きながらおしゃべりして。

ガチでなんとかしたいことについて話してたから、一枚ごとに「こういうことか!」と言い合って、すごく楽しい時間だった。

その、最後の最後に出てきたのが、これ。

「祐典の歌はどうなりたがっていますか?」

という奥さんの問いかけに対して、出たカードが

祐典の歌はどうなりたがっていますか。

山と錨。

一目見て、どっちもどっしりしたイメージで意外だった。

奥さんの読みは

「しっかりした基盤になりたがっている」

それを聞いて、ぼくは歌のことを仕事にしているけれど、心のどこかで、それが生活の基盤になり、家族を養っていくとは思っていなかったことに気づかされた。

歌って、ほら、雲みたいにふわふわしてるイメージがあるから。

結婚して以来ずっと、生活基盤をつくることに取り組んできたし、仕事のかたちも明らかになってきたけど、それでもなお、歌を基盤にすることは、雲の上にのるような不安を感じていたらしい。

そこには水蒸気しかなくて、そのままひゅーんと落ちちゃうんじゃないか。そこに足をつけて本当にいいのか、みたいな。

でも、歌自身は

「しっかりした基盤になりたがっている」

まじかー!

と二人でおどろいた。

奥さんの歌に対する印象も、ぼくと変わらないものだったからだ。

カードは、答えを教えてくれるわけではない。
でも、こうしてカードを介することで、盲点に気づかせてくれたり、自分の中にあるものが出てくることがあるんだなあと驚いた。

「ゆりちゃん、これ、ちょっとすごいよ。」

そう言って、その晩は、興奮気味のまま、寝た。

「ところで、ルノルマンってだれやねん?」という謎をのこしながら。

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