当たり前のありがとう

こんにちは、ゴトー日(ではない)。(2/30の代わり的な意味で)1日の更新です。

我が家には4羽の鳥さんがいます。
キンカチョウの姉弟と文鳥の男の子(シルバーとクリーム)が2羽で計4羽。
その中で雛の頃から少しトラブルが多い子がいるんです。
それがキンカチョウ姉弟の唯一の女の子。

病気が発症してしまったり、怪我をしてしまったり、ぶつかってしまったりと鳥さんでよくあるだろう出来事のオンパレード的なものをその子が一手に引き受けていると言わんばかりで、計4羽の鳥さんがいる中で唯一の女の子なのもあって男の子だったらこうはならんかったのか?と思わざるを得ませんが、そういうわけではなさそうでもある。
病気はもう本当仕方ないもので、マクロラブダス(メガバクテリア)症と言って鳥さんは雛の頃は親からご飯を口移しでもらうため、その菌をもらってしまうんです。
ただ保菌しているだけで発症しないケースもありまして、それがキンカチョウの弟に該当するのですがその子はウチに来た時は一番体が小さくてけしょけしょだったのに、今では元気と人懐っこさピカイチでお姉ちゃん鳥をいつも振り回してます。

話が逸れそうになるので戻しますと、そのお姉ちゃん鳥の様子が2月の頭からちょっとおかしくてしんどそうな顔つきをしているので、また何かの病気かなと思い慌てて病院に駆け込んだんです。
鳥さんはっていうか動物は基本的に体調不良をあまりアピールしませんし、鳥さんに関しては特に体が小さいのでちょっとした違和感を放置したら翌朝亡くなってしまってる…なんて事よく聞く話なので、見つけ次第病院に連れて行ってます。
で、診察結果はというと特に何もないとの事で。

いやいやえー!?ってなっちゃいましたよね。とは言え先生がそう言ってるんだからそうなのか、と受け入れて帰宅したものの特に調子が良さそうに見えるわけでもなく、何なら更に具合悪くなっているんじゃなかろうかと思われるくらいの様子に1週間くらいの間を空けて再度予約して病院へ。
それでもやっぱり何もなくて、とは言えこのお姉ちゃん鳥の疾患ではなく特性?的なもので内臓系が少し気にかかるとの事だったため、それに合わせてお薬を貰って様子を見てまた一週間後薬を飲み終わった頃に再診しましょうという感じだったんですね。

自営業なのもあって移動の混み具合だったり、病院の混み具合だったりを考えるといつも昼間に予約を入れていたのですが、再診は珍しく夕方だったために普段は寝ている時間の鳥さんを仕方なく連れ出して向かってみたところ、見事に渋滞にハマってしまい診察予約時間に遅れてしまうことが確定してしまったわけです。
最寄駅に着いて乗り換え案内等を確認するとこれは帰宅時間の恩恵なのもあって、比較的すぐに次の電車が来る事が判明したものの病院には10分ほどの遅れが発生して到着してしまう。
普段なら滅多に起こらない出来事であったので、遅れてしまう旨を病院に電話で伝えると「遅れるご連絡ありがとうございます」と何故かこちらがお礼を言われてしまった。

その後は伝えた通り10分ほど遅れて到着して診てもらったのだけど、待ち合わせの時間に遅れることを連絡するだけで感謝される事ってあるんだ…とものすごくびっくりしてしまって、気分が良かったという言い方は多少語弊はあるけれどなんだかふわふわとした気持ちになってしまったのは事実。
ただ私自身遅れる連絡ってあまりいいものではないにせよ、すべきものであると思っていたがために当たり前の事をしたまででそれに対して感謝を伝えられる、というのはその(私の中での)当たり前がそうではなくなってきているのかなと思ったというか。

悪い意味でそれをしない人が増えてしまっているのだとしたら、悲しいことではあるけれどもそれでも礼儀として私は今後もたかが10分の遅れかもしれないけれど、されど10分の遅れであって相手の10分と私の10分が同じ価値とは思えないから、きちんと伝えたいなと改めて思いました。
そもそも遅れるのをしなきゃいいだけの事ではあるけれど!

当たり前の事を他者に褒められるとなんか嬉しいよな、と思った話でした。
ではまた。

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