Oh Boy!

『コーヒーをめぐる冒険』は、青年がコーヒーが飲めない話。
コーヒーを飲もうとする度に、コーヒーと青年との間に邪魔が入る。
英題は「Oh Boy」!
コーヒーが飲めないことを嘆く少年の姿がすぐに目に浮かぶじゃないか。

青年にとっての“コーヒー”は、きっと誰しもにあって
「タイミングが悪かった」「相性が良くない」「時期尚早」
逃げ道となる言い訳は、案外用意されている。
おそらく我々は「巡りあわせ」を考える隙もなく言い訳を口にしている。

それは逆もしかりで、
「タイミングが良かった」「相性ぴったり」と、
最上の出会いがあった際にも、凡庸な言葉で済ませているのかも。
勿体無いと思うから、これ以上ないものに出会ったときには
これ以上ない喜びを表す、言葉は用意しておきたいな。
でもそんなの分からないのよね。

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