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ルヴァン杯決勝で感じたコンサドーレ サポーターの可能性

あと一歩届かなかった。
何が足りなかったのかは、今のところわからない。
選手、スタッフ、サポーター。
みんな"今やれること"をやった結果だったと思う。

さぁ、僕らサポーターは、今回の経験を糧に次に進まなければならない。

今回どのようなことを学んだか。

私が体感したのは、
"得点を決められると熱量が落ちること"

これは、ドームで試合をしていても同じ。
昔から染み付いてしまっている印象だ。

勝ち続けてきたチームでもなく、
逆境を乗り越えてきたチームでもない。

"点を取られたら負ける"という空気になりやすい。

決勝の舞台でもそうだった。あの前半最後に決められたワンプレー。
空気が沈んだ。

負けてもいないのに、まだ同点なのに、たかだか一点取られただけなのに。

染み付いているものは、なかなか抜けない。
でも、一人一人の捉え方を変えていくだけで、少しずつ抜けてくるはずだ。

特にミシャのサッカーなんだから。
たくさん点を取って勝つ。取られてもそれ以上に得点して勝つ。
そういうサッカーにコンサドーレはチャレンジしている。

毎回いつも勝てる力はまだない。「まだ」ない。だ。
これからチームが力を付けていくにあたって、サポーターはどうあるべきだろうか。

あなたはどのようなサポーターでありたいか?

それが今のあなたの取り組んでいくべき課題なんだろう。

まずは、みんなメンタル、事象の受け取り方を変えていきたい。

パスミスしたら、「あー。」じゃないよね。
「戻れー!」とか「守れー」とか「奪い返せー!」といった切り替えが大切だと感じる。

誰もパスミスをしたくてしているわけではない。
チャレンジした結果、ミスになってしまった。ということの方が多いと思う。
ミスをしても、「次だ!次」というような気持ちが大事だ。

みんなミスに厳しい。
ミスした時に責め立てられる、ガッカリされる。と、どんな気持ちになるだろうか。

その気持ちは選手も同じだと思う。
ミスした時に、どのように対応してもらったら、次もチャレンジしてみようと思えるだろうか。

チャレンジのないサッカーは、正直もう見たくない。チャレンジがあるからこそ、コンサドーレのサッカーは楽しくなってきている。

もう変わる時ではないだろうか。

そして、今日のようなスタジアムの一体感。
ゴール裏だけではなく、メインやバックもコールに呼応して手拍子をする。

スタジアムの雰囲気の違いを体感できた人も多かったのではないだろうか。
それをいつでもスタジアム全体に広げていけるようになった時、コンサドーレは間違いなく強くなる。

J1昇格をかけた、FC東京戦。4万人がドームに集まったあの試合。
札幌ドームの雰囲気はどうだっか覚えているだろうか?
「負ける気がしない」と感じたサポーターがたくさんいたと思う。

例えスタジアムが埋まっていなくても、雰囲気を作ることは出来ると思う。サポーター一人一人の心がけ次第で。

後半ラストプレーの同点ゴールは、サポーター一人一人の勝ちたい、優勝したい気持ちが手繰り寄せたゴールだった。

今回、新たな歴史、称号は得られなかった。
ただ、あの試合を体感したサポーターは変わっていくはずだ。
あの熱量を出せる力を、あることがわかってしまった。
まだまだやれるということがわかってしまった。
いつもはまだまだ出しきれていなかったとわかってしまった。

わかってしまったら、さぁどうする?

やるしかないでしょ!

やり続けていくしかないでしょ!

このように、日々積み重ねていく以外にないと思う。
一人一人が積み重ねた結果が、いわゆる"常勝軍団"を作り出しているのだと思う。

今回のルヴァン杯 決勝で得たものは、大きい。
決勝という最高の舞台で、120分+PK戦まで味わえた。そうそう経験できないことだ。

優勝という最高の結果を得るためには、今のままではダメだと教えてくれた。
喜びを得るために、サポーターも変わっていかなければならない。

立ち止まらずに進み続けよう。

コンサドーレのサッカーを楽しみ続けよう。

頑張るとかではなく、楽しむこと。

一人一人が楽しみ続けることが最高のサポートになり、最強のサポーターとなっていくだろう。

今の積み重ねが、コンサドーレの未来を作っていく。
我々にはまだ先がある!

WE ARE SAPPORO!!!

家族と楽しむために使わせていただきます。日常、非日常を味わうことで、ワタシの記事が作成されます!