見出し画像

英検とTOEICの違い

Englishトレーナーのニノです。

今日は、英検とTOEICの違いについて、お話します。

1)英検とTOEICの違い

2)英検を受験した方が良い人

3)TOEICを受験した方が良い人


英語の学習を続ける上で、TOEICや英検を受験するのは、

・自分の実力を客観的に知る

・学習途中の短期目標にする

の観点でおすすめします。

TOEICの高スコアや英検合格が、英語を使えることにはなりませんが、
途中の短期目標を設定して、学習継続をするのは、
有効な方法だと思います。


1)英検とTOEICの違い

・試験のレベル分け
 TOEICは、初心者から上級者まで、一つの試験で評価しますが、
 英検は、1級から5級まで、7つのレベルに分かれています。

 リーデング問題で使われる単語や構文だけでなく、
 リスニング問題でも話される速度も、7段階に難しくなって行きます。

 ですから、自分の実力に応じて、段階的に学習するには、
 英検の方が、目標が明確で、達成感が強いと思います。

・試験の技能分野
 通常のTOEICは、
 リーデング問題100問とリスニング問題100問を2時間で解きますが、

 英検は、
 リーデング問題、リスニング問題に加え、ライティング問題と
 スピーキングを評価する面接があります。

 そのため、TOEIC900点でも英会話が全くできない人がいますが、
 英検では、ある程度の英会話や英作文ができること必要になります。


2)英検を受験した方が良い人

・英語の教師を目指す人
 文科省は、小学校〜高校の英語教員の資格要件として、
 英検準1級を要求しています。

・大学受験の人
 多くの大学で英検2級、準1級合格を、
 英語の入試試験の代わりに認めています。
 特に準1級合格者は、
 英語の入試試験が満点相当と見なすなどメリットが大きいようです。

・段階的に英語学習をしたい人
 小学生から高校生には、英検はなじみが深いと思いますが、
 大人のやり直し英語の場合も、
 じっくり段階的に学習したい人には向いている思います。


3)TOEICを受験した方が良い人

・会社でTOEICスコアが必要な人
 社内の昇進や海外勤務で、TOEICスコアが必要な人は多いと思います。

・ビジネル英語が必要な人
 TOEICの問題は、ビジネスの場面がメインなので、
 ビジネス英語が必要な人には、合っていると思います。

以上、会社でTOEICスコアが必要な人やビジネス英語のみの人は、
TOEICです。

しかし、学生さんの他に、基礎から英語をやり直ししたい大人には、
英検をおすすめします。

又、TOEICやビジネス英語が必要な人でも、初級者や中級者は、
先ず英検で英語の基礎を固めてからTOEICにチャレンジされた方が、

より短期間で、TOEICスコアを上げることができ、
実用的な英語力も養成できると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?