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英単語の覚え方(3) イメージと反復回数

Englishトレーナーのニノです。

前回は、英単語は、聞いて意味がわかるようにすることが大切。
その為には、意味をイメージしながら、発音をまねると良い。
そして、単語練習のアプリがあるので、これも有効だとお伝えしました。

英単語を知っているとは、どのような状態なのでしょうか?
・見た事があるが、意味は正しくは思い出せない。
・単語の訳は知ってるが、英文の中での意味が分からない。
・単語や例文を見て意味は分かるが、聞くと分からない。
・読んだり聞いたりではなんとなく分かるが、自分では使えない。

いろいろな段階がありますが、

先ずは、知らないことを知ること。
この段階では、正しく深く理解することが、
使える英単語を増やすにはかえって良いようです。

例えば、実際に使う場面や例文を確認することや、
類似語の使い方の違いなどを調べることなどです。

単語の和訳を丸暗記するのではなく、
使う場面をイメージして一手間かけることが、
記憶の定着にも、その英単語を使えるようにするにも有効です。

次に、直ぐに意味が頭に浮かぶ状態にすること。
ここは、基本は反復回数ですが、
英単語 ー 和訳 だけでなく、
英単語 ー イメージ ー 和訳 と
意味を和訳だけでなく、
イメージを関連付けて覚えるよ良いようです。

脳への記憶は、
インパクトの強さと、反復の回数です。

インパクトが強いと記憶に残りやすいです。
反復の回数を増やすと、脳の記憶領域が、
短期記憶から長期記憶に移動します。

先ずは1回は覚えて、忘れることを恐れない。
2回目に覚える時は、1回目より短時間で覚えることができて、
忘れるまでの時間も長くなります。

そして、実際にその単語を自分が使う場面をイメージして、
自分の例文を作って、声に出してみることも有効です。

単語帳の例文を暗唱するのではなく、
自分の例文を声にだすことで、
イメージが鮮明になり、感情を動かすことができます。
これは、脳へのインパクトが強くなり、記憶の定着に有効です。

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教訓17
・英単語は、和訳だけでなく、使う場面やイメージを意識する。

・忘れることを恐れずに、反復の回数で定着させる。

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