ならまち　★車椅子で奈良★

４時過ぎに奈良ホテルを出て、ならまちに向かいました。
奈良ホテルの下は旧大乗院庭園が見えます。
ちょうど紅葉の季節で、ぜいたくな借景になっていました。

旧大乗院庭園は車椅子でもはいれますが、一部行けないところがあるとのこと。
お手洗いは公衆のお手洗いと兼用になっており、バリアフリー用のお手洗いがあります。

ならまちの目当ては二つ。
一つが今西清兵衛商店。
日本酒、春鹿を作っています。
時間もないので、お酒を選び、宅急便の住所を書いている後ろで、叔母と母は甘酒の試飲をさせてもらって、ご機嫌。

もう一つは樫舎。

さだまさしさんがお気に入りの奈良の和菓子屋さんです。
ホテルでの別腹デザートのために栗きんとんを買いました。
ホテルには月ヶ瀬で200年以上続く茶農家「ティーファーム井ノ倉」の緑茶があり、夕食後のデザートは大満足でした。

南都七大寺の1つである元興寺は、すでに閉まっており、外から見学しました。

もう日はかなり落ちており、急いでホテルに戻りました。

ホテルからならまちへは近道があります。
ホテルの方に、かなり急な坂道なので、バス通りの歩道を歩いたほうが良いと言われました。
行きはその通りに迂回していきました。
帰るときはかなり暗くなっており、バス通りを行くのはちょっと回り道しすぎかも、帰りは上りだし・・・と思い、「試しに行けるかどうか見てくるよ」、と母と叔母に言い、小走りで先に進みました。
なんとか行けそうだったので、後ろを振り返ると母と叔母の姿がなく、代わりに鹿が二頭！
目を凝らすと、鹿の後方に母と叔母がついてきていました。
さすが、奈良！

車椅子ユーザのための情報
今西清兵衛商店は問題なしです。

樫舎はお店の入り口が大通りに面していないので、若干わかりにくいです。
さらに残念なことに、入り口まで狭くて高めの石段が２段あり、中に入ることができません。
このときは母に外で待ってもらい、叔母と二人でおまんじゅうを買いました。
樫舎の有名な「みよしの」（葛焼き）は奈良ホテルでも売っていました。

ホテルからならまちへは、ホテルの駐車場を通ればかなり近道になります。
ただホテルから駐車場まではかなり急な坂道を下りなければなりません。
下りは避けた方がよいです。
上りは電動であればOKです。