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戦後初の外人の「買い越し」は、いつまで続くのか 

日本の投資家と市場を異常な楽観論が支配しています。

年間の外人ファンドの取引履歴です。

2016年 −3.7兆円

2017年 +0.8兆円

2018年 −5.7兆円

2019年 −0.4兆円

2020年 −3.4兆円

2021年 −0.4兆円

2022年 −0.3兆円

そして、2023年1月〜6月1週 +3.9兆円

2023年では、年間8兆円のペースです。

過去7年の過去最高の買い越しで、年+0.8兆円です。

外人ファンドは、2023年には4月の1週から買い越しに入って、11週の連続買い越しです。

11週で+5.4兆円ですから、週平均+4900億円になります。

この連続買い越しは、戦後初めてです。

問題は、今年下期も続くのかどうか。

歴史的に言えば、続かない。

しかし、マウクロ的に観察すると、コロナ禍での世界の各国の中央銀行による増刷で、世界GDPの3倍の債務が増加するという異常な状態では、ノーとも言えない。

外人ファンドの次の利益確定のタイミング(9月)では、売越しの確率は高まるのでしょう。

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