生きたいんだってさ


はじめまして。
今日からここで書いて行こうと思います。
日々、色々と考えたこと、感じたこと。
良いこと、悪いこと。
綺麗なこと、汚いこと。
ここが自分の居場所になるように。
そしてここが、誰かの居場所になるように。

ここは余りものの部屋。
何処に行っても余ってしまう。
はぐれる勇気もなくて、はぐれてしまうポテンシャルもなくて。
孤独に耐えられないから誰かといるけど、やっぱり余ってしまう。
悲しくて寂しくて、でもどうしたらいいかも分からなくて。
今日も今日とて自分の心と現実に何とか折り合いをつけて。
そらせるものからは目をそらして。
何とかかんとか、生きている。
辛いけど、逃げ出せない生活を、何とか生きている。

先日、皆が寝静まった後、深く、深く深呼吸をした。
息を目一杯吸い込んで、倍の時間をかけて吐ききる。
もう吐ききれない、吐くものがなくなったというところまで行ったら、また吸い込む。
精神を落ち着けるためにやっているのだけれど、身体は正直で、すぐにサインを出してくる。

苦しいよ。
早く息を吸って。
酸素をちょうだい。

そして僕はふと、当たり前のことに気付く。
この身体は単純に、生きたがっているんだ。
全部嫌になって終わりにしたいって思う夜だって、僕の身体は当たり前に生を欲してる。
不思議だね。
これを読んでくれているあなた。
辛い夜にあなたも試してみると良いよ。
こんなに貪欲に生きたがってる自分の身体。
ちょっと感動的だから。
あぁ、生きたいんだなって。

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