「東京さんぽ日記」2022/07/03の日記

前々回の日記で僕はこんなことを言った。

日曜日は完全に暇なので、知らん駅で普段しないことする遊びしようかな。

というわけでルーレットスタート!!!!

ここで「京王電鉄井の頭線西永福駅」の訪問が決定したので…本当に行ってきました。

初訪問。対戦よろしくお願いします。

西永福駅は閑静な住宅街の中にある。一日の乗降者数が1万3000人程度の「大きくもないが小さすぎることも無い」ごくありふれた駅。

井の頭線は、永福町を超えたら吉祥寺までずっと住宅街とちょっとした商店街の組み合わせのイメージがある。

ただ駅に降りるだけではやる意味が無いので、ここで「ドロッセルマイヤーさんのさんぽ神」をドロー。ランダムで散歩する時のお題を提示してくれる優れものだ。

「どこで」と「なにをする」のページに分かれており、無作為に開いたページに書かれたお題に従って行動する。

今回は初回だが、何が出るか…

「かわいいものを探そう」
めちゃくちゃおあつらえ向きなお題が出た。こんなの街歩いてれば、幾らでも見つかりますからね。

ほら早速。

かわいい立て札看板だねえ。駅前広場にあった。夏は花を植えないらしい。暑くてお手入れも大変だしな。
このイモムシみたいなキャラはなんなんだろう。

なみすけは、スギナミザウルス島に住んでいた妖精です。
島を船で旅立ち、憧れていた杉並区に辿り着きました。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/suginamishoukai/shirumanabu/namisuke/1005179.html

妖精だったんだ。「イモムシみたい」とか言って申し訳なかった。恐竜に近い妖精って斬新だな。
というか君、上京組だったのか!親近感湧くわ…
今回の散歩で幾度もこの「なみすけ君」の姿を見かけることとなる。地元に定着してると感じた。

ほかにかわいいもの…
あっ!「ログハウス風でコーヒーにこだわりを持つ雰囲気の良い喫茶店」だ!

「古本スペースを併設した喫茶店」を経営したいって夢が4、5年眠ってる。いつか起きるのか?

訪問した時は残念ながら営業時間外だった。

西永福駅は商店街があるが、本当に小規模なので3分経たずに見終わってしまう。かわいいものはいずこ…

これじゃあんまりなので、隣駅の永福町駅訪問の追加クエストを決定。西永福駅と永福町駅は700メートルしか離れていない。なんなら西永福の駅のホームから、永福町駅のホームが見える。

東京は本当に駅の間隔が短いから、こういうことが起きうる。北関東の片田舎出身なので、一駅歩く感覚が東京出るまで理解出来なかった。

道中で見つけたカタツムリ。
こういう謎のステッカーを探すのも一興。

永福町駅は井の頭線の中でも、上位の発展ぶりを見せていた。急行も止まる。駅前にはまたしても商店街。今回は期待出来そうな大きさだ。そしてさんぽ神さまのお告げを頂く。

「やたらと怖がってみよう」
なんだこのお題は!街中でやたらと怖がってたら頭おかしい人だろ。

一先ず商店街に行く。チェーン店だけでなく、個人商店も充実している。ここは住みやすいだろうな。治安も良さそうだし。

ふらふら歩いていると怖がれるものを見つけた。

この求人怖すぎる。まず「人財」って書いちゃう時点でアウトだろ。時間の欄が「突然のメール」ってことは、急にメールで呼び出されるってこと!?怖え〜〜〜〜これで応募してくる人間のことも考えるとより怖いな。

他にも葬儀社が出してるレンタルスペースもあったんだけど、入口に盛り塩がされていてガチの恐怖だった。触れちゃいけない雰囲気を察したので割愛します。

締めは街中華。駅前にある「四川料理 元祖麻婆豆腐」

「麻婆豆腐セット」を注文。ランチメニューには、餃子と味玉、漬物がセルフで取り放題なのも良心的だ。

かっっっっっらい!!!!一口運んだ途端にやってしまったと後悔した。
最初「辛さ普通」で頼んだら、普通でもかなり辛いですよとの事だったので一個下の「控えめ」にした。のに!辛くて汗が止まらん。もう一つ下の「超控えめ」にすれば良かった。
味自体は、辛さの中にコクがあって美味い。かなりハイレベルな気がする。また行こうかな。

食ってる間、これが流れていた。こんなに適した曲もなかなかない。

後半の誤字と謎の改行が良い味を出していた。

あ〜知らない駅で知らないことするのおもしれえなあ。読んでる人がどう思ってるか分からないけど、満足度の高い休日となった。定期的に開催しようと思う。

今日の一句
永福の  麻婆豆腐に  宿る夏
季語  夏

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