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ニイマリはフェミニストではござらんか?

仕事に復帰しました。とはいえ以前より労働時間は短いので、激ヤバからヤバになったくらい(笑)。自分の何かを換金していくことにシリアスになってかんとアカン。メルカリは売れんし!どうしたら!(とnote.書き終わったとこでさっき売れてた!わーい!)ちょっとずつ頑張っていくぞ…!夏までには床屋に行きたいな!!!ほんと…よければ…配信とかもやってまして…note.でサポートよろしくお願いします!チリも積もれば山となるので、100円でも200円でも嬉しいです!(相変わらず色んなドネーションにちみちみ参加してます)

見事なまでのファック・ザ・ポリス

相変わらず色んなことを考えていて、何で今、いや今だからこそなのか、アメリカでの黒人差別を発端としたアレコレ。トランプ最悪過ぎ…もうやだ…。『ブラック・パンサー』『ブラック・クランズマン』に少しでも感動した人は、ショック受けなきゃ知能の解析度疑ったほうがいいよ、とかともすれば口走りそうなくらい(書いとるやんけ)。日本でも(ファック!)というか世界中どこでも、変わらず人種差別はあるので、そこについてもずっと意識していかねばならん、となると大変しんどい気持ちにもなりますが、なんとか自分のペースで考えていくしかないですね。あと、香港の香港国家安全法の制定をめぐるアレコレは、私はまだまだよくわかってないし。近い国なのに、報道が少ないからって、自分の中でイメージがフワッとしてるんだよな、なーんか欧米寄りなんだよ、自分だって。情けないです。調べるど!

なんであんな酷いことするんだろ。

あの、そのトランプの発言、の反応を読みながら、やっぱその、思想というものの置かれ方?生活の中での立ち位置?っつーんすかね?そうゆうの考えちゃうんですが。

拙者はフェミニストでござるよ

ニイマリはフェミニストなの?と聞かれた時、私はそうですね、と答えてます。ニイマリはロッカー?パンクス?と聞かれても、そうスね、って答える。アーティスト?も、まあ…そうっスね…て感じ。よくさ?バンドマン、とかミュージシャン、と呼ばれて苦笑いする人いるでしょ?気持ちワカリます。そんなもんなんですよ。イヤなら"そうは呼ばないで"って、言ってもいいし、言われても"何カッコつけてんだよ、ケッ"とか思わないでクレ…(沢田研二『勝手にしやがれ』を口ずさみながら)ア、腐女子?YES,Of course!!!I'm SHIPPER !!!でも、私はこういう肩書?というのかな、自分は何者か、というのは、他人から見たそれなんじゃないかと思ってるとこがあります。7、8年前にフェミニズムに興味を持って、本を読んだり話を聞いたりしてるんだけど、んで、そこからはかなりの学びがあり、それで得た足場に立ってモノを見たり書いたりしてるんで、人によっては"フェミニスト"と思う人も居ますよね。そうです、その通り。"私はフェミニストです"とプロフィールに書いてないから、あなたはフェミニストじゃない、って言われたら、それはあなたの考え方だね、私はそうは考えませんが、と思います。

例えば会社勤めをしていれば、別にそれ以外なんもせず生活していても、この"足場"(会社員)は与えられます。それだと味気ないなっつって、稼いだ銭でサーフボードを買って、サーフィンを始めれば、"サーファー"と自分を規定してもいいし、そんな人の姿を海で見かけたら、周りも一応、"サーファー"だ、と認識しますよね、レベルは問わず。サーフィンに1ミリも興味ない私と、サーフィンをする人とでは同じ海を見ていても違う感想を持つでしょう…きっとサーファー氏の方が海を動物的、生き物的に扱うんじゃないかしら?とかさ。そうやってみんな、それぞれの足場から世界に目を向けていて、その"足場"を"思想"と呼んでもいい、と思うんですよね…どうだろ…厳密には違うのかもしんないけど…。

”思想”がない人、てのはこの”足場”がどこにあんだか分からない人です。例えば、トランプが「ANTIFAはテロ組織や!」とコメントしたら、「うわ!ANTI FASCISTのTシャツ着てたアイツはテロリスト、っちゅうこっちゃ!てことは!…中国と繋がっているというわけか…フム!ワカリを得た!」と息巻く日本人って、どこに立ってどの角度からモノ言ってんだかわかんなくない??その人に「じゃ貴方はトランプ支持の、人種差別主義者なの?」と聞いたら、多分ね、「違いますよ!"サベツ"はよくない(キリッ)」とか返ってくると思う。「ドサクサに紛れて現日本政府はスーパーシティ構想とかゆって管理社会に向かわせようとしており(IT弱いくせにスゴイ)所謂、貴殿の忌み嫌う中国っぽい感じになってますけど、ど?」と言ったらなんて返ってくるかはちょっと想像つかないな。ブン殴られるのかな(笑)。あと、日本人(黄色人種)はどっちかっつーと白人寄りっしょ、と何故か思っている。いやいや…。そのくらい、足場がワカラン人ってワカランのですよ。(匿名だと特にね!別に職業とか明かさなくていいけど)ワカランからコミュニケーションが取れない。先のサーファーの人と私は海を見ながら会話できると思うんですけどね?(盛り上がるかはさておき…)
コミュニケーションが取れない、て、やっぱ不気味。怖いです。居ないことにしたくなるくらいだけど、それはそれでなんかね、居ないことになぞしてやるものか、みたいな、謎のヤケクソも出てくるという…(??)

そなたはフェミニストではない

言動は完全にフェミニズム(なんつーか、見えてるものが一緒じゃん!という意味です)と一致しているのに「某は”フェミニスト”ではない!」と仰る方もいますよね。それは、「やっぱり"なんたらスト"って名前がついてるものに所属しているような感じが嫌、人間はもっと自由!」というイメージかな。あとは社会的なイメージが悪い、とその人が思ってて、呼ばれるのはちょっとな…という感じとか。PTAザマスなヒステリーおばさん、男性を蔑ろにしてる風だ、女性を弱き者と見做してるみたい、その自称は敢えて分断を生む、とか…あと"ツイフェミレディース"とかいうネットの言葉がありますが、それが"フェミニスト"の全てだ、と勘違いしている…、などなど想像します。フェミニズムの本を読む前は、こういった反応(反発)に、フェミニズムはどう答えてるのか、フェミニズムを知らなかった時の自分を覚えているから(まわりくどい言い方)イメージできることです。以前はフェミニズムなんてどーでもよかったんで、肯定も否定も無かったんですよね。”数学”くらい感心がない(高校で単位落としたんだよ俺は)専門的な勉強をしなきゃいけないんだよな、ま、学問の一つだよね、くらいで。"レディ・ファースト"と混同していたり。
でも、上記の反応にはちゃんと答えがあって、それにはまったく納得できて(なんなら気持ちよく打ち返しててカッコいい!てくらい)しかも自分がラクになったので、フェミニズムええもんやん、となった次第です。説明めんどいから本読んで下さい、例えば『バッド・フェミニスト』(ロクサーヌ・ゲイ著/野中モモ翻訳)とか良いですよ!私はこの本の最初にあった"自分が特権階級に居ると自覚しろ"というような文を読んで超衝撃を受け、暫く"自分特権階級反省モード"に突入したくらいですし、今もハッと内省します。

それでなんでいつもサムライになるの(片手にピストル)

なにが言いたいかってさ、つまり外側から来るもの…己への問いかけというか、それによって”足場”ってのは、”思想”は出来てくるようだね、という。そして極めて個人的なものだよね。だからどのタイミングでも良いと思う。外側から来るものは、甘くて優しいものもあれば、辛く厳しいものもあって、これらを(両方ね)拒否ってると足場は固まらない。フラフラして不安定で、なにを考えているのか分からない、ナゾな人間になってしまうのかもしれぬでござるなあ。なんてね。

生前、水橋春夫さんが「ニイマリはなんていうか、通行手形みたいなものを持った方が良いと思う。でないと生き辛いよ。」と心配(?)して下さっていたのですが、"通行手形"て多分"肩書"という意味だったんだと思う。こうやって”足場”はあるんですよね。でもそれは、確かに人からは見え辛いものではあるからして。警戒もされず舐められもせず、自分も緊張せず、なるべく色々なところを出入りしてうつろいを見ていたいのだが、そんな態度は甘チャンか…、どうすれば良いのでござろうねえ。う〜む。

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