見出し画像

D10、E2(エストロゲン)が44pg/mlでした。病院で排卵しないかもしれないって。ショックです。

こんにちは。
丹野亜紀です。


「一人ひとりあった最適な妊活プログラムを構築して、
1日も早い妊娠とママとしての幸せな生活を手に入れる
コーチングプログラム。」
を提供しています。


体質改善と不妊治療の最低限で最大活用で
30代〜40代の妊娠を実現を後押しします!


このタイトルにあるような不安の声、
経験された方もいるのではないでしょうか。
こちらのご相談をくださいったのは、
40代の女性の方です。


これから体外受精を検討しており
7月もしくは8月の採卵を考え6月中旬から
病院での検査を開始しました。


それまで定期的(24日〜30日)に生理が来ていたとのことで
まさか、排卵していなかったとは思わず
大変ショックを受けていらっしゃいました。


「排卵していない」かもというのは
大変驚かれると思います。
毎月排卵するのが当たり前で、
排卵しなかったら、
「受精」ができないわけですから
「妊娠できないのではないか」と
強い不安を抱きますよね。

排卵しないということは
卵胞、つまり卵子の質が整っていない可能性も
気になってしまうと思います。


確かに、排卵とは当たり前にする印象を
私たちは持っていると思います。
しかし、排卵しないということは
年齢に関係なく、たびたび起こっています。

排卵とは卵巣のなかで大きくなった卵胞が破けて
中の卵子が飛び出すことですね。

卵胞には必ず卵子が1つ入っているイメージ、
お持ちではないでしょうか。

実は必ず入っているとは限らないんですね。
最初から空胞(中身が入っていない)ということが
あります。中身の卵子がないと卵胞細胞から
分泌されるE2が不足しているので

「排卵しなさい」ホルモンであるLHが反応する値
(E2の値が200以上)まで達しないので
LHが排卵を指示するほど出ないので、
結果、排卵しないということがあります。


そして、なんと。
排卵しなくても、生理の出血は起こるんですね。
排卵は卵巣でのこと、
生理(月経出血)は子宮内でのことなので
お互い関連しあっていますが、
それぞれ別場所での現象なので
排卵と月経の出血は分けて
観察しておくことが必要ですね。

特に、30代、40代はこの現象頻度が増えて来ます。
卵子の在庫が少なくなっていくので、
その周期に大きくなっていく卵胞のなかの
空胞の割合が増えるためです。


ここでお話ししている40代の方の場合
今回は空胞だった可能性がありますが
毎回だったとは言えません。


また、その周期に排卵に選ばれる卵胞(主席卵胞)は
卵胞刺激ホルモン(FSH)を偶然にも
たくさん受けたというだけで
卵子の栄養状態まで加味して主席卵胞に選んでないんです。
30代、40代の方では空胞の主席卵胞の
割合が増えるとなると、
毎回の周期で妊娠する卵子が排卵されるとは限らず
さらに、20代の方でも体調の良し悪しや体質で
同じようなことが起こります。


ご自身の体が、炎症反応を抱えていると
(慢性の肩こり、腰痛、疲労、睡眠不足、栄養の偏りなど)
全ての卵子にまで栄養が回せないので
卵子の栄養不足が好発します。

まとめますと、
◉排卵と生理の出血は別物
◉排卵と卵子の質(栄養状態)は別物

なので、排卵したかどうかを自分で知るというのは
自然妊娠を意識している期間は、大事ですね。

方法としては、
・排卵予定3日前くらいから排卵の後3日くらいを
 排卵検査薬でチェックする
・基礎体温で排卵前後の体温が0.3度の差があるかを
 チェックする
この2つになります。合わせてチェックしていくのが
理想です。3周期〜4周期、排卵を正しく狙っての
性交渉を行っても妊娠の兆候が得られなかった場合は
ホルモン検査(血液検査)をすることをおすすめします。
他の要因で、排卵していないこともありますからね。


20代であれ、30代であれ、40代であれ
ご自身の「排卵」の傾向を正しく知ることで
とるべき対策を明確にしてくれます。


「排卵がうまく行かない」
それが今回、たまたまなのか
在庫が少ないために割と高頻度で排卵しない
という時は状況なのか。

そこで初めて、不妊治療を使うことを検討する。

「体外受精」は受精を助けてくれるツールです。
しかし、卵子の栄養不足の体のままでは
高額の体外受精も活かせないままとなります。

だから、
「体質改善」と「体外受精」はセット!

体質改善もあなたの体にあったものを実践すれば
最短で3ヶ月で十分変えられます。


また、次回も妊活と不妊治療について
書いていきますね。


ご質問も是非お寄せください。
【妊活・不妊治療質問フォーム】
https://resast.jp/inquiry/37745

こちらのnoteでお答えしてきたいと思います。

もしより個別性の高いご質問がありましたら
個別相談をご利用ください。
【妊活コーチングLINEアカウント】
https://lin.ee/kxzDiZp


最後までお読みいただき
ありがとうございました。



丹野

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?