不妊治療のステップアップを決断する前に考えたいこと
仕事をしながら不妊治療をしていると、治療のステップアップは、仕事との両立をより困難にすることと言えます
通常治療は、
検査、タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精・・と進んでいきます
ステップを進むにつれ、通院の回数も、かかる時間も多くなります
人工授精は、小さいクリニックでも対応可能なことが多く、比較的近所で通いやすいところを見つけることが可能です
また、早朝や夜に通院できるよう、通いたい診療時間に合わせて選ぶなどの選択肢も豊富です
そのため、場所や診療時間によっては、日中仕事を休むことなく治療することも可能で、職場に治療をしていることを伝えずに続けることもできるでしょう
しかし、体外受精にステップアップすると、不妊治療を専門にしていたり、比較的大きなクリニックでしか行っていないことが多く、
遠いクリニックに転院となったり、採卵や移植は日中しか対応しておらず、仕事を抜けたり、休む必要も出てきます
ステップアップすると、治療を続けるには職場の理解を得る必要性が増します
このように、治療をステップアップしていくと、穴をあけることになるため、職場の理解が不可欠になってきます
ステップアップは、不妊治療を職場に伝えることを考えるタイミングとも言えます
両立の過酷さに、仕事を辞めて治療に専念しようかな・・なんて考えてしまいがちですが、ステップアップするほどに治療費もアップするのも事実です
また、治療に専念したからと言って、子どもを授かれるとも限りません
なるべくであれば、職場の理解を得て、治療を続けたいものです
Written by Yukari Tadokoro
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