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【キャリアが先?妊活が先?】働く女性の妊活論

働く女性の大きな課題「キャリアを先に築く?それとも妊活?」について解説しました


女性にとって妊娠は人生の大きなテーマですよね。

結婚・妊娠を考える20代後半から30代は、仕事が面白くなる、責任あるポジションを任されるように、キャリア形成上能力を伸ばす時期でもあります。

「仕事が楽しいから今は子どもを持つことは考えられない」
「今妊娠したら、出世コースから外れてしまうのではないか」

と言う思いから妊娠を先延ばしにする方もいると思います。

しかし、生物学上、妊娠の確率は、20代前半をピークに徐々に低下し、30歳で20%、35歳で10%、40歳で5%と5年で半減していきます。

いつかは子どもを持ちたい、と言う方は、これは念頭においておきたい現実です。

妊娠したら仕事をセーブせざるを得ない、と諦めるのではなく、両立できる環境を整えることも可能です。

例えば、

家事育児を自分が全てやるのではなく、パートナーにも分担してもらう、
便利家電や外注を活用する、祖父母やベビーシッターの協力を得る、
在宅勤務など、職場にパフォーマンスを最大限に発揮できる就労環境を交渉する、場合によってはより働きやすい環境を求めて転職する・・


もちろん、子どもがいない人に比べて、子どもがいる人は時間的制約が生まれます
その分、キャリア形成の歩みは少し遅くなるかもしれません。

しかし、キャリアは直線的に築けるものではありません。

自分自身の変化、外部環境の変化により、キャリアの目標は日々変わりゆくものであり、
その変化を受け入れていくからこそ、唯一無二の自分らしいキャリアが築かれます。

キャリア形成上は寄り道とも思える子育ても、キャリアに深みを与えてくれる要素、ともいえます。

キャリアは何歳になっても築くことができるが、妊娠は年齢制限がある、このことは頭の片隅においてキャリア形成を考えたいものです。

Written by Yukari Tadokoro


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