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日記 2024.3.10(日) あふれる頭の中を書き出す/洗濯洗剤はこれ/ご飯を作って食べるだけの休日/休日のポタージュ

3時ごろに目が覚める。結構寒い。布団からはみ出しているクマたちを引き寄せる。眠っている間、花粉なのか風邪なのか、ちょっとカラダが何かとたたかっている感覚があった。熱があったのだろうか。もう一度目をつむっても眠れないので諦めて携帯をひらく。
今朝は長い時間を布団で過ごす。お休みなので無理しない、これでいいのだ。

ちょっとずつ家事以外にもやりたいことが増えてきている。整理するために書き出してみる。やりたいとが家事だけじゃなくて、少し先の具体的な内容もでてくるようになった。書きだしてみるとよく分かるな。優先したいものに星マークをつける。明日からひとつずつやってみよう。

明日からはまた図書館へ通うので床を雑巾がけしておく。窓をいっぱいにあけて空気を入れ替えながら拭いていく。ぴかぴかになって気持ちがいい。朝の光がきれいな床に反射する。洗濯もしておく。まだ洗濯洗剤は無くならない。どうやらすすぎゼロ洗剤は5ヶ月くらい持つんだな。すすぎがいらないから水道代にもやさしい、毎月買いに行く必要がない、強い香りがないのでにおいに敏感な日も大丈夫、わたしにいつも力を分けてくれている自然たちのためにもなる、ここにコストパフォーマンスも良いが加わるともうこの洗剤を使わない手はない。

台所で湯を沸かしていく。今日は梅醤番茶とチコリコーヒー。豆乳にザワークラウトの液を入れたものが少し固まってきていた。おー、やっぱり乳酸菌がちゃんと生きているんだと嬉しくなる。少し食べてみるとザワークラウトの風味がほんのり感じられて美味しい。もう少し置いて様子をみることにする。
朝ごはんはぬか漬けのにんじん。ぬか床がふかふかの状態で気持ち良さそうだと思ったのだけれど調べてみると、ぬか床の膨らみ過ぎは過剰発酵によるものである可能性もあるみたいだ。漬けておいたにんじんはほんのり酸味があってわたしの好きなぬか漬けの味。それなら問題ないのかなと思いつつもぬかを足してよく混ぜてみた。気温が高くなると過剰発酵する場合もあるようなので少し冷蔵庫に入れてみよう。ぬか床の微調整は結構難しいもんだな。乳酸菌と仲良くなるにはもう少し経験を重ねる必要がありそうだ。

午前中の気持ちのいい時間に外に出る。お水とどら焼きを買いに駅の方へ向かう。駅までの道にどら焼き屋さんはある。いつも行列ができている。あんこがこんなに食べたくなってきたのはどうしてなんだろう。ここのところあんこ熱がすごい。金曜日、土曜日とお店がお休みでふられたのもあって余計にわたしはあんこを求めている。少しだけ並んで、味噌まんじゅうとどら焼きをひとつずつ買った。
家に戻ったらもうお昼ご飯の時間。今日は焼き米にする。まいちゃんがわたしが好きなのを知っていてこの間渡してくれたのだった。まいちゃんは焼き米に興味がないようだけれど、わたしは本当に飛びあがるくらい大好きだ。どんぶり代わりに使っている抹茶茶碗に焼き米をさらさらと入れる。昨日もらった乾燥わかめとしじみのスープをかけて、はと麦、味噌も少し入れお湯を注ぎ蓋をする。結構長めに10分蒸らす。焼き米を最大限に楽しむためにはあつあつのお湯かお茶を注ぎ、蓋はぴしっとしておくこと。そうしないとちょっとかための食感になってしまう。まあ、それでも美味しいのだけれど。わさび菜は葉っぱの色が黄色くなり始めていたのでたっぷりと塩麹でもんでしんなりさせる。トマトも少し切って塩麹をかけておく。塩麹トマトは本当にごちそうだ。塩麹があれば簡単にしあわせを手に入れられる。10分待っている間に夕飯のポタージュ用に里芋を蒸しておく。下のお湯でいつまでも使いきれないで残っている卵2個をゆで卵にしよう。
焼き米にわさび菜ととろろ昆布を乗せて食べる。わさび菜の辛味が焼き米に合う。何度食べても美味しい焼き米。じいちゃんも大好きだった焼き米。あと2回くらいは楽しめるかな。

お昼はやっぱり眠たくなる。台所で横になり少し眠る。変な時間に起きたから余計に眠たいのだろうか。少し眠ってすっきり目覚める。起き上がって里芋の皮をむく。切ってミキサーに入れておこう。少し夕飯の準備を進めておく。ご飯を食べてお昼寝して、またご飯の支度をしているだけの休日。なんにも考えないでいい日。平日しっかり動いたり思考を巡らせたら、ご飯のことを中心に考える退屈な日が特別に思えてくる。

豆乳が無くなりそうだったのと、豆乳グルトを買いたくて夕方もう一度外へ出る。フリマサイトで買ったホールフーズのジュート素材のショッピングバッグが届いた。早速持ってみる。けっこう大きくて緑色の紐にロゴも緑で目一杯にプリントされている。インパクトがすごい。ずっと欲しかったので嬉しいし、しっかりしているので荷物も整理して入れやすそう。葉物野菜がはみ出していたらすごく良さそうだと思った。
家から1番近い業務用スーパーが豆乳グルトの最安値なのでそちらへいく。おせんべいも買って、豆乳が安い駅前のスーパーへ移動する。ちょうど散歩にもなるくらいの距離で気持ちがいい。駅前のいろんなスーパーを周りながら豆乳と黒豆納豆、厚揚げ、バナナ、イワシの土佐煮を買って帰ってきた。

家に戻って洗濯物を部屋に入れる。向こうのほうに分厚い雲が見える。南の方は曇っているのかな。こちらは晴れていい夕方の景色。
イヤホンをつけてPodcastを聴きながらポタージュを作っていく。菊池亜希子さんのスープの時間という番組は生活のこと、日常や習慣などの話が多いので夕飯を作りながら聴くのがちょうどよい。ニンニクとクミン、にんじん、玉ねぎ、わさび菜も少し入れて炒める。炒めた後でお水を入れてしっかり火を通すべく少し煮てみる。前回の玉ねぎの炒めがあまくしゃりしゃり感が残ってしまった教訓を活かして慎重に。里芋の入ったミキサーに移して豆乳も入れて撹拌。再びフライパンに戻して少し火を通して完成だ。今日はしっかり撹拌したからかふわっふわっ。里芋だけのねっとりスープではなく、野菜のポタージュという雰囲気のものになった。やっぱりポタージュが大好き。ポタージュを食べることで、わたしの体の中も今日は少しはお休みしてもらえるかな。次はさつまいもで作ってみたい。

なんにも考えないでのんびり過ごす休日をお膳立てするために、あふれる頭の中を整理するように書き出すのがいいと気づいた。書き出したものをいつでも見られるようにしておけば、今すぐにやること、明日からすればいいこと、やってもいいしやらなくてもいいことが見えてくる。
今日は休めるとしっかり分かればぼーっとする時間も安心して作れる。
ぼーっとすることに退屈になってきたら、また手を動かしたくなってくる。そんなことを繰り返して生きていく。少しだけわたしの大事にしたい価値観が見えてきた気がする。


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