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日記 2023.10.27(金)

今朝は久しぶりに野菜ジュースを作って飲んだ。バナナ、セロリ、にんじん、トマトと失敗してしまったあま酒もどきに牛乳。夏場の食欲がない時にはバナナは冷凍して作ると冷たくて美味しいが、これからの時期はそれだと寒すぎるので生のまま入れた。
ひとり分の野菜ジュースは難しい。たくさんの種類の野菜を入れようとするとどうしても量が多くなる。2人分を作って2日に分けて飲んでいたが、それだと2日目はなんだかさみしいのでひとり分の分量を意識して今日は作ってみた。ちょっと多めの一杯にできた。冷たくない野菜ジュースも美味しい。
午前中は、化粧品の購入するものを吟味した。グリーンクレイとUVミルクがなくなりそうなので買いたかったのだが、UVミルクは使っているものがなぜだか検索しても出てこない。廃盤になってしまったか、季節商品でなくなったのか。またお店に行って聞いてみよう。こんなことがあると、UVミルクはもしや必要ないかもしれない、グリーンクレイも今使っている洗顔がクレイ入りのものなのでそちらが無くなってからでも良いかもしれないと思い始めてきた。結局、大容量のシャンプーだけウェブストアで購入した。そのまま化粧をして化粧ポーチの中の要らないものも整理してみた。化粧ポーチの中もいずれきちんと整理してみたい。わたしの夢はカバーオールのポケットに入る分だけの荷物で暮らすことだ。

お昼ご飯はそばにしようと思ったが、カラダが重く感じたので木綿豆腐と野菜たっぷりの汁にした。木綿豆腐がご飯代わり、これはとても良いかもしれない。炭水化物、特にご飯が大好きだけれど、運動も特にしないで家にいる生活だとなんだかそんなに必要ない気がしてきた。

昼間の明るい時間に久しぶりに絵を描いた。出窓から入ってくる自然光の元で描く絵は輝いて見える。光を感じながら描くと、絵にも光が入るような気がする。生命力のある母の顔が浮き上がってきた。絵は午後のこの時間に描くのがよいなと感じた。

15時くらいで休憩。コーヒーを淹れた。カラダは軽い。ナッツとドライイチヂクを少し食べた。

17時くらいになるとお腹が空いてきた。炭水化物を昨日の夜から摂取していないのでそれはそうか。久しぶりのお腹が空いた感覚でなんだかうれしい。無職の楽しみはやっぱり食事なので3食食べるのだが、実際はお腹がそんなに空いていないことも多い。

今夜は銭湯に行くことにしていたので早めに夕飯の準備を始めた。ごぼうとにんじんを細切りにして鶏むね肉と甘辛いためにしようと決めていた。ごぼうを無心で細切りにしていたら土のよい香りがした。ごぼうを自分で買って料理するなんて何年ぶりだろう。大きなごぼうを買ったのできんぴらもつくれそうだし、いろいろ楽しめそうで嬉しい。
今夜は流石にごはんを食べた。お昼の汁の残りと白菜とトマトの黒ごまドレッシングのサラダと甘辛炒めでなんだか豪華な夕飯になった。ごぼうとにんじんのシャキシャキとした食感を思いっきり楽しめる甘辛炒めがすごく美味しかった。鶏むね肉も柔らかい。最後にお皿に残ったのが皮の部分ですごく嬉しかった。鶏皮も大好きだ。

1週空いて2週間ぶりの銭湯はすごく楽しみだった。今はポピュラーな入浴剤のイベントがやっていて、給料日後の金曜日ということもあるのか非常に人が多かった。人と触れ合ったりしゃべったりが極端に少ない無職生活にとって、銭湯での人との距離感が心地いい。誰かとしゃべるわけでもなく、声をかけ合うわけでもないのになぜだろう。銭湯に来たという共通点だけで人種も、年齢も体型もさまざまな人々が裸になって同じお風呂に浸かる。なんだか不思議な空間だけどほっとする。今日も1時間。あたたかい湯と水風呂を5セットたっぷり楽しんだ。水風呂もずいぶんと慣れてきて1回目からすっと入れるようになってきた。のどをすーっと冷たい空気が抜けていくのにカラダはだんだんあたたかく感じるのが不思議でおもしろい。人が多かったせいもあるのか今日は湯の中でぼーっとして過ごせた。
銭湯へは35×38のフェイスタオルを1枚持っていく。お風呂の中まで持って入って、途中で顔をふいたりして最後に髪もカラダも全部この1枚でふきあげる。厚手のフェイスタオルということもあるが、髪の毛も肩まであってしかも量も多いわたしでも小さなタオル1枚で全部ふきあげることができる。フェイスタオルは何枚ももっているが、荷物を少なくしたいわたしは外出時にはもっと小さなタオルを持っていくので使いどころがほとんどなくタオルコーナーの隅でいつも使われずにいた。今度から家のお風呂でもフェイスタオルを使ってみよう。お風呂の中ではぼーっとしながらこんなどうでもいいようなことを考えている。
お風呂に入るまでは今後のことを考えたりしてどうしようかと思っていたのに、あたたかいお湯に浸かってしまうと、まぁいいかと思えるようになっていて笑った。

『まあいいか」ということばはお湯に浸かった瞬間と似ている。緊張が解けてゆるんでいく。大丈夫と思えるようになる。
お湯に浸かることができない日には、『まあいいか』と唱えてみたい。

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