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日記 2024.4.8(月) わたしにとっての節約。

下の部屋の方のアラーム音がなかなか止まらない朝。わずかな音だけれど携帯の音やアラーム音が苦手なはわたしは敏感に察知してしまう。でもおかげでいつもより早めに起き上がることができた。

顔を洗う。鏡をみてももう驚かなくなってきた。顔になじむ意地悪ばあさんメイク。顔を洗ってお化粧もしていく。日焼け止めだけしっかり塗ったらあとは眉毛を描いてアイシャドウを少しだけのせる。意地悪ばあさん状態だとコンシーラーは意味をなさないからすっ飛ばす。マスクをすればなんにも気にしなくていい。レーザーでシミを取る際に色素沈着の可能性もあると言われた。このまま意地悪ばあさんというわけにはいかないので玄米を食べて体の中の毒素を排出してあげるイメージをつくってみたい。

春のうららかな空気が鳥の鳴き声とともに窓から入ってくる。かわいい声だな。まるくて可愛い鳥をイメージしながらきいていた。番茶をたっぷりと淹れて玄米コーヒーも淹れる。両方ともナルゲンに入れておけばそのままいつでも出かけられる。飲み物を持って出ると休憩したい時にベンチがあればさっと休憩できるのでいいのだ。
さて今日は寝かせ玄米を食べつつまいちゃんのプレゼントの準備を完結させたい。明日から3日間は珍しく予定が詰まっているのだ。

絵を仕上げる。仕上げるというとなんだか大袈裟だな。続きを描く。出来たらお父さんとお母さんに写真を送ってまた次を描く、それを繰り返す。
フキサチーフをかけるために外に出る。ついでに玄関を掃いてみる。ベランダも埃が溜まっていたのでそちらも掃いておく。気持ちのいい時にはさらに気持ちが良くなることをする。家事は安心安全でどんどんやみつきになってやってもいい感じなのに中毒性はいつまでも薄い。

さて寝かせ玄米を食べに蔵前方面へ行く。動きたい時には動く。食べたいものを食べる。行きたいところへ行く。いまはそんな時期なのかもしれないしそうではないのかもしれないし。分からないから気分のままに動いてみる。動けば必ず何かが起きる。小さな変化を見逃さないようにしていく。

減っていく貯金の残高に気分が下がらない。なぜだかいまはお金を使う時だと感じているからだ。入ってくるお金はないけれど、どんどん使っていくべきだと思っている。おかしくなっちゃったのかな。でもなぜかそんな気がして納得した上で誰かのために、自分のために買い物をする。

電車に乗って田原町で下車。散歩がてらここから歩く。寝かせ玄米のお店への最寄駅ではないがここから歩けば電車賃がかなり違ってくる。お金を使う時期であると思う一方で、節約すべきところは節約をする。節約があるから使いたい時、使いたいところにお金をまわせるということなのかもしれない。近ごろは最短を出してくれる電車の乗り換え案内アプリよりもGoogleマップから行き先までの道を検索する。時間があるから最短じゃなくてもいい。苦手な乗り換えが少なく、すこし散歩も楽しみながら目的地へ到着するルートを選んでいくと気持ちがいい。

雨がぽつぽつと降ってきたところで結わえるに到着。今日はメインの一品なしのお汁たっぷりの定食にした。寝かせ玄米も小豆を選ぶ。美味しいごま塩をたっぷりとかけていただきます。玄米の安定感にはほんとうにほっとする。よく噛むこと、食べることに自然と意識が集中するから携帯をみながらご飯を食べるような気にならない。瞑想みたいな状態を楽しむ。

箱膳定食 1,100円。

まいちゃんの贈り物を選ぶために素敵な佇まいのお店に寄る。蓋付きのガラスの器が気になったけれど結局買わずに帰ることにした。なかなかこれだというものには出会えないものだ。もう少し時間はあるのでじっくり考えてみたい。

1ヶ月のお金の使い道をだいたい体の中に定着させておくと無意識にどこを削るべきかが分かってくる。納得しながら慎重にお金を使うことができる。優柔不断だったわたしも買うか買わないかの判断が早くできるようになってきたように思う。
あればあるだけ使っていた時代、なんにも考えないでどんぶり勘定で過ごしていた時代を経て、自分のお金の流れを一度細かくみてみるとすごく面白い。わたしの場合日常生活では意外と無駄な使い方はしていないと分かりおどろいて同時にほっとした。
無駄は毎月定額に払っているものにあったのだった。なんにも考えずに毎月支払っていた部分をひとつひとつ見直していくとおもしろいほど無駄がでてきた。たいして使っていないサブスクリプションなど全部解約してしまった。わたしにとっての節約ってそういうことなのかもと見方が変わった。

節約は常に変化していくものだと思う。かつて必要だったもの、でもいまの自分には必要なくなったものを手放していく作業をときどき繰り返していく。くっきり自分が見えてくる。いまの自分はどこにお金を使うべきかが見えてくる。あるもので工夫しようとすると結構いくらでも出来てしまうというのは調理器具が教えてくれた。わたしの生活にほんとうに必要なものって実はそんなにないということにも気づく。

右腕になる、いつまでもそばに置いておきたくなるような心地のよいものだけを選んでいく。ものを少なくして工夫してみる。自分への投資がどんどんとできるような状態を保つべく節約に努めてみたい。

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