最近読んだ本の感想
久しぶりにやる内容が最近読んだ本でいいんスかこんなんで…?
kindleの無料期間中の読み放題で偶々読んだ作品でタイトルにもあるように著者が怪談売買所(実際にある。詳しくは調べてね)を大学の文化祭で開いて一般の方から怪談から不思議な話を集めた短編集である。
個人的に好きなのは学生街で坂を駆け上るショッピングカートと題名にもなってる嗤う猿の話が好き。一話一話テイストが違うのでサンプルをみて良いと思ったなら買いである
嗤う猿と同じ著者の全国の怪談を集めた内容
正直微妙だった。
第2弾の怪談売買所で集めた話の短編集。やはりなんだそりゃ?な話からかなりゾクゾクする話まで著者が目指す”粗削りながらも本当に恐ろしい話”がぎっしり詰まってるので嗤う猿がハマった人ならば買いである。嗤う猿にも言えることだが著者の話が一番微妙と感じる。
ボトムズ コマンドフォークト
控え目に言うとめちゃめちゃ面白かった。辺境のデゲンを舞台にした100年戦争末期のヒュロスとモラニアの(ヒュロスが主人公側)戦争の話でエース中のエースを集めた”コマンドフォークト”を結成するまでの話を、群狼邂逅で結成後のストーリーを伝説誕生で描いてる。TVアニメ版やOVAなどにはないメカニック描写(主に新人メカニックっとの確執やATのセンサーなどを活かす場面などの)含め「むせる」だけでなく「熱く」なるような描写も多いのが見どころである。もちろん大破したATの場面もなかなかエグいのでファンなら必見だ。
というか飛んでくるミサイル撃ち落とすような超人ばっかなんでそのへんのギャップはちょっとあるかも。
ちなみにコマンドフォークトの元ネタはかつてww2に創設されたコマンドノヴォトニーとJV44。ヒュロスとモラニアとの戦争はww2の冬戦争と継続戦争がモチーフとなっている。
最後の最後にタフ(最近俺がハマってる)のしかも短編集っておかしいだろうがよ えーーーー!
実際は猿渡哲也短編集と表紙にあるようにタフ本編読んでなくとも十分に楽しめる内容となっている。
1 Devils×Devil
H4Q1という未知のウィルスによって荒廃し、ウィルスによって人間が変異したノーヘアモンキーが支配するパリが舞台で鬼龍という名の男※がルーブル美術館を守るという話である。(一応タフのパラレル扱い)
猿先生の圧倒的な画力で描かれる荒れたルーブル美術館やモンキーの群れにフェラーリで突っ込む場面やボス猿との戦闘など見どころ満載、また途中で出会う何故か感染しない少女マリアとの微笑ましいやり取りも好きな場面である。
※宮沢 鬼龍 タフ本編では怪物を超えた怪物とも評され、かつては刃牙の勇次郎と最強議論がファンの間で行われるくらい強大な人物であったが現在では「胡瓜!」「弱きもの…」「気の良いおじさん」「教育パパ」「更年期障害」などと呼ばれ読者に親しまれている。あの…本編と違って性格が丸くなってるし、灘新影流も使わないなら鬼龍が主人公でいいんスかこれで…
間違ってもアイアムレジェンドみたいだなとは言ってはいけない
ちなみに同作者のRuninという漫画と世界観が同じである
2 灰色のオッドアイ
右目で「見」左目で「観」を見る事ができる鑑定士の朧天心が主人公の話
布袋寅泰みたいな893の依頼で國村準みたいな顔の社長宅に美術品を回収しに行く内容である。
短くもきれいに纏まった内容で個人的には好き。ただ、オッドアイの設定が最初しか生かされないのはどうなんだ?
3 異能社員 鈴木一郎
列車事故の影響で人の心が読める能力と身体能力が向上したサラリーマンの話
正直、可もなく不可もなし
4 OTON
この話に関してはもろタフの外伝だが見てなくとも十分OK
これ見て面白いと思ったなら漫画・BANG、ジャンプ・プラスもしくは最寄りのブック・オフでタフみよう!
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