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犬にも認知症?がありまして

わが家には16歳になる、チワワだと思われるおじいちゃん犬(名前はルノ)がおりまして、パートナーだった女の子が昨年末15歳で亡くなったんですね。

すると人間と同じで、元気だったルノはみるみるうちに足腰が弱くなり、腰が曲がり、ヨチヨチながらも徘徊が始まり、トイレもおかしな所にしちゃうし、夜中に鳴き続けるし、温厚だったのに、怒って目の周りもキレイにさせてくれないし爪も切らせてくれないし、抱っこも嫌がるようになりました。

うちは祖母も認知症でしたし、母も早くから認知症になりましたので、少しはその知識があるとは思っていますが、あぁ。犬も人間と同じだなぁと、その命の重さ、尊さ、犬生について考えています。

今まで自分で看取った犬は3匹。てんかんと心臓の病気で何年か介護をして逝った子はトイレもオムツでとても手がかかりましたが、ちょうど長女の子育てと同時期でしたし、チワワの中でも病気のせいかすごく小さくてとても穏やかでおとなしい子だったので、今振り返れば、可愛い可愛いで人間の子育てよりもずっとラク。介護もあっという間だった気がします。

他の2匹の子も、あれ?と思ってからあっという間に逝ってしまいましたので、最期大変だったということはありませんでした。

しかーし。

認知症は本当に大変です。トイレは頻繁にあちこちにしてしまうし、何より夜鳴きが近所迷惑になってしまうので、眠れません…ずっとカラダをゆっくり撫でて、大丈夫だよ大丈夫だよと落ち着かせる。どこにそんな体力があるのか1時間鳴き続けられたこともあります。

いろいろな所にぶつかるのでケージに入れると出してと鳴く…なかなかの頑固おじいちゃんぶりです。

コロナ禍での自粛もあり、ペットがものすごく売れているそうです。でも思ったのと違って世話が大変。お金もかかると、捨てられてしまう子も今まで以上に増えていると保護犬保護猫のボランティア活動をされている方の投稿を拝見しました。

誰もがただ可愛いからではなく、その命を預かる覚悟をきちんと持って、よく考えてから家族に迎えられたらいいですね。

ペットショップ、繁殖問題もありますが、まずは保護犬や保護猫から迎えるというのもいいものですよ。(元保護犬のうちの子たちは本当に皆んないい子たちです)

ルノおじいちゃん1日でも幸せに長生きしてくれますように。



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