黙想/山下達郎

山下達郎が大好きです。
 
最近、体調を崩しただけで、風邪をひいただけで(まぁ、ライブを中止にしたからだけど)、ネットニュースで限界とか言われている。そんな報道はやめて欲しい。本当に。
 
個人的には100歳を過ぎてもその歌声を聴かせて欲しいと心から思っている。それが僕自身の生きる意味にもなるくらいに思っている。僕のSOMEDAYは佐野元春ではなくて、山下達郎なんです。(佐野元春も好きだけど)
 
今年の9月に敗者復活戦で大阪フェスティバルホールのコンサートの最後列(本当に3階の最後列だった)のチケットを手にした。何回も達郎さんのライブには行っているからドキドキハラハラしたわけではないけど、ライブはとても良かった。
 
「3階の最後列の方にも届くように」と冒頭から宣言してライブをしてくださった。本当に自分に言ってくださっているように聞こえて嬉しかった。
 
ただ昔ほどのライブのパワーは感じられなくなっているのは確かで。こんなこと書くとよろしくないかもしれないが、ライブアルバムの「JOY」の完成度と比較してしまうと、どうしても物足りなくなってしまう。歌はいいんです。おそらくパワーの問題かと思うのです。
 
ただ、特に個人的に言いたいのはギターです。今は鳥山雄二さんですが、正直良いとは思えない(ごめんなさい)。
「JOY」の鳴海寛さん・・・もうご他界されてしまったけど、本当に鳴海さんのギターの達郎ライブを見たかったと今も思ってしまいます。
 
ソウルフルじゃないとダメなんじゃないかな・・・と思います、逹瑯さんのギターは。鳴海さん、日本のデビットTウォーカーの名前が挙がるくらいの方だったわけで。それくらいの人じゃないと、山下達郎サウンドは支えられないんじゃないかなと思ったりします。鳥山さんが嫌いとかじゃないのですが。僕は佐橋さんのギターでも満足出来なかった。無名でもソウルフルな方がいいんじゃないかと思います。
 
達郎さんはカッティングの名手でもあります。あのSparkleのカッティングは、日本の音楽界の歴史に刻まれているほどのものだと思います。
ならばもうひとりのギターはやはりシングルノートやオブリに徹することが出来る人じゃないといけないんじゃ・・・って思います。
ソウルフルなギタリストなら、鳥山さんじゃなくても他にいるんじゃないかなって思うのですが・・・(ごめんなさい)
 
でも、とにかく達郎さん、お身体大事にしてください。そして100歳まで頑張ってください。どうかどうか宜しくお願い致します。伊藤広規さんと難波弘之さんも、お身体お大事になさってください。お二人はとても大事です。
 
この投稿のタイトルに戻りますが、
山下達郎さんの「黙想」という曲は、今の自分にとっては「クリスマスイブ」よりも大事な曲です。クリスマスイブを聴くときには一緒じゃないといけないと思うくらいの曲です。

「Melodies」は自分にとって、山下達郎さんのいちばん大切なアルバムです。本当に「アルバム」と呼ぶにふさわしいものだと思います。今の時代にはない「アルバム」と呼ぶにふさわしいものだと思います。1曲めから最後の曲まで通して聴いて意味のあるものだと思います。

 
そっと 瞳閉じれば 今はもう 遠い愛の思い出が 浮かんでくる
きっと いつの日にか
きっと めぐりあえるから
今はひとり・・・
そっと、そっと・・・そっと・・・
 
 
 
 
目を閉じて、
心も閉じて、
今はひとりで、
そっと、そっと・・・

うずくまって
うつむいて、
黙想の中に今年のクリスマスを過ごします

今はひとり・・・
です

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