大殺界なのか、運のなさなのか。

 2022年10月、10年以上働いたパートの職をやめ、正社員の仕事をはじめた。
…と思っていたが、初出勤日に告げられたのは有期雇用の社員であること。期間満了時に更新があるかないかはその時にならないとわからないということだった。
正社員雇用だと求人票にも書いてあったし、面接のときにも確認したのに、入ってから有期雇用という話をされたので驚いた。
初日から不信感。
それでもがむしゃらに業務をこなしていった。
残業もそれでも足りず自宅でも仕事をした。

しかし2023年1月中旬、立ち話の中で「早く辞めてちょうだい。もう求人票を出してきたから」と。
親族経営の企業で役員ではないが実権を握っているおばあさんから退職勧奨を受けた。
やる気をすっかりなくしてしまったが、こどもたちと生きるため、次の仕事を探しながら業務をこなした。
退職した後に送られてきた離職票は自己都合での退職となっていた。
退職は退職勧奨を受けてのものだったのに。

2023年3月下旬、派遣の仕事を見つけて転職。
最初の3カ月は6時間勤務で慣れてきたらフルタイムにするとのことだった。
また1年後に直接雇用を見据えているとの話があったのでお受けした仕事だった。

勤務をはじめて2週間ちょっと。
「あなたにやってもらう仕事がなくなった」
「あなたはここに向いていない」
「時給を下げて、6時間勤務のままだったら雇用を継続してもいい」
と、告げられる。

またか!
はじめは耳障りのいいことを言っていて、急にやめろとは。

方向性が間違っているなら指摘してくれればよいが無視。
その事業所ならではの業務の説明もなく、自力でやるしかない。
そんな状態で合う合わないだの、できるできないだの言われても努力のしようもない。

2事業所連続して、退職勧奨を受ける羽目になった。
(二つ目は派遣だから少し意味合いは違うかもしれないけど)

今年は大殺界だからなのか、運のなさなのか。
人として扱ってほしいが、ここ半年で出会った経営者は人を人とも思っていないような扱いだった。

40代女性の転職活動は厳しいがやるしかない。



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