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キャバリアのるぅくさん 2

今回は成長期編です。

1.ハウスの練習と夜鳴き

手の平サイズだったるぅくさん。
最初に困ったのは夜鳴き。
基本的に寝るときはハウスと決めていたし、
何かとハウスは必要なので、
まずはハウスに入る練習をしました。
るぅくはとても食いしん坊だったので、
おやつと称したいつものフードを見せ、
誘うことですぐにハウスを覚えてくれました。
普段はリビングで過ごすのでハウスも
リビングに置いてあり、自由に出入り
できるようにしてありました。

寝る時間になるとハウスに入れ、
開かないようにするんですが、
おいて行かれるのが嫌でにゃんにゃん!と
鳴くんです。いや、猫じゃないですよ。
まだわんわんって言えないんです。
うー、にゃんにゃんっ!ってなっちゃうんですよね。
二階の寝室へ行ってもにゃんっ!にゃんっ!が
聞こえてきて、気が気じゃなくて
様子を見に行ってしまったりしていました。

例のトリマーさんに相談をすると、
それはダメ!はっきりとした態度をとらなきゃ。
寝る時間はハウスと決めたら鳴こうが無視を
徹底すること、とアドバイスされました。
無視をするなんてひぇーーーっ!と
思っちゃいましたがそんなことも言ってられず
実行することに。そしたらたった2日ほどで
夜鳴きはなくなり、いい子で一人で
寝られるようになりました。

2.歯の生え始めはかゆいのね

私は3人の子どもがいて、一通り子育てを
してきましたが、るぅくが来てからというもの、
人間の子も犬の子も成長の過程は同じかもなって
思うことがよくありました。
例えば歯!るぅくは歯が生え始め、
かゆくてたまらないらしくあちこち噛みまくるんです。
これは我が子たちも同じで、何でも口に
入れてははみはみする時期がありました。
子供の場合は、かゆいだけが理由じゃないことも
多いですけどね。

おかげで家具の足や、カウンターの下の部分は
噛んだ後だらけ。これは困ったぞ・・・
と歯固めみたいなおもちゃを買ったりしましたが、
好みにうるさいのか、丈夫そうな物を買っても
見向きもせず、一番のお気に入りは
木の棒だったんだけど、すぐにぼろぼろになっちゃうし
なんか食べちゃってる気がして怖かったのでやめました。

一番気に入ってくれたのはロープのおもちゃ。
うにゃうにゃ言いながら引っ張りっこしてくれたりして
とても楽しそうに遊んだけれど、
ちょっとぼろくなってきてロープがほつれたりすると、
やっぱり食べちゃうんですよね。
おもちゃ選びは本当に苦労しましたよ。

ちなみに歯といえば生え変わりがありますが、
なんとるぅくさん抜けた歯を全部
食べちゃっていたらしく、一つも残ってません。
なので、私は当時、犬の歯は生え変わらないのねと
思ってたくらいです(^_^;)

3.おすわりの練習

おすわりなどのコマンドを覚えさせておくと
何かとお互いのために役に立つ…みたいな
文章を読みあさった私は、さっそくるぅくに
教えることにしました。るぅくはボール遊びが
大好きだったんですが、ボールを持って
頭の高さくらいにヒュッとあげると、
おすわりの体制を自然にしたんです。
なのでそれに合わせておすわり!と声をかけ、
座ったらおやつをあげなから
ムツゴロウさんばりにほめて…を
繰り返したところ、すぐに覚えてくれました。
お手もおかわりもふせも、ついでにあごも
なんなく覚えてくれました。ボールやおやつが
なくてもいつでもできるようになったんです。
なんで賢いんだろうと感動しまくりの私でした。

4.お散歩

お散歩デビューしてからは、
昼間、20分から長いときは1時間近く
お散歩に出ていました。
うちの中だと、うにゃんうにゃん!と
威勢のいいるぅくでしたが、
外に出るととても臆病なんです。
カラスが鳴いただけで、びくっ!とし、
バイクが横を通り抜ければ固まって動けなくなり、
牛蛙がんもぉーぅ!と鳴いた日には、
ひぃーっ!と声が出ちゃうほど。
バッタが飛ぶとびっくりして自分も飛び上がり、
落ち葉が目の前にカサッと落ちてきただけで、
ひゃん!と言い…。
それでもお散歩は大好きで、近くの池の周りを
一周したり、公園でジャンプをして遊んだりしました。

5.発情期がやってきた

いつくらいだったかはっきりとは
覚えてないんですが、半年を過ぎた頃、
それはやってきました。いつも行くドッグランで、
ふだんはそんなことまずないのに、
急に見知らぬわんちゃんに向かって
きゃんきゃんきゃん!と吠えまくりながら
突進していったんです。びっくりして、
もちろんすぐに止めましたが、
るぅくの興奮は冷めやらず
いつものコマンドも一切聞かず、とにかく吠えるのみ。
対象のわんちゃんがいなければ、
いつも通りのるぅくに戻るんです。
これが初めはなんでなんだか
さっぱりわからず、困惑していました。

すると、ドッグランで知り合った方が、
これは発情期に入ったんだね、と教えてくれました。
それからのるぅくはとても落ち着きがなくなり
違う犬のようになりました。
病院や、トリマーさんに相談したところ、
去勢をすすめられました。
去勢についてはネットであれこれ調べたり
本を読んだりしました。
そして、去勢をすることに決めました。
毎回発情期がくるたびにむりやり
引き離されて我慢させられるのは
どうかと思ったからです。
お嫁さんをもらう予定があるのなら別ですが、
るぅくは皮膚とお腹の弱い子だったので
赤ちゃんを作ることは考えませんでした。
そんなわけで、るぅくは去勢手術を受けたのです。

去勢をしたあとのるぅくは、これまた別の犬に
なったのかと思うくらい変わりました。
とても落ち着きのある子になったんです。
いたずらもしなくなりましたし、
飛び跳ねている時間も少なくなりました。
別に元気がなくなったわけではないですよ。
遊ぶ時は遊ぶ、寝る時は寝るみたいに
メリハリのある生活ができるようになったんです。
結果、るぅくの場合は去勢をして正解だったと
思ったのでした。

次回は初めての入院とフード選びなどのお話です。
またお付き合いいただけると嬉しいです(^^)







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