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コロナワクチンで感染者が急減
2021年8月の日記です。
昨今のコロナ感染者数は全国で24千人、東京で4.5千人と、
過去最悪の感染状況で世間は大騒ぎしている。
ワイドショーでは連日菅首相の対応がなっていない、
分かっていたことだったではないかと、こてんぱんだ。
しかしながら、地域によるばらつきはあるが、
冷静に見れば、現状がほぼピークだと思われる。
現在のワクチン接種率は42%だから逆算すると、
ワクチン接種0の場合の感染の再生産数は1.7人となる。
ワクチン接種により、42%減少して再生産数は1.0人になり、
現在のピークになっている。
現在の、全国のワクチン接種は1日120万回、
1日に人口の0.46%が接種完了、
驚くほどの急速なペースで進んでいる。
これが継続すると、今後の感染状況がどうなるか、
自己流の簡易試算を行ってみた。
前提条件は色々あるが、大勢は間違っていないだろう。
結果を抜粋すると、
接種完了率 全国感染者数 東京都感染者数
8月26日 42% 24000人 4500人
8月31日 45% 20300人 3800人
9月12日 50% 5800人 1100人
(緊急事態宣言期限)
9月20日 54% 1200人 250人
9月30日 59% 80人 20人
ワクチン接種率が60%程度に達すると感染が収束する、
との伝聞があるが、ほぼその通りのようだ。
ただし、この試算は、今の自粛行動が継続するとしている。
感染者数減少とともに、気が緩んで、
出歩き、会食、飲み会などをすると、
こんなにうまくはいかない。
喉元過ぎても、熱さを忘れてはいけないのである。
追:結果は試算の通り、10月の感染者数は無視しうる数字になった。
テレビでは、皆が皆何故こんなに減ったのか不思議だ、と言うが、
不思議でもなんでもない、単に理屈通りに進んだだけ。
菅首相がどの程度見通していたのか分からないが、
結果はオーライだった。
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