見出し画像

問題先送り

 2017年1月の日記です。
 
 2010年、自民党を離党した平沼赳夫が
新たな保守新党「立ち上がれ日本」を結成した時、
平沼以下の主要メンバーが70歳だったことから、
テレビで「新党古稀」とやゆされた。
年寄りが、旧習にしがみついた主張はいい加減にして、
引退して欲しい、と思ったものだ。
 
 アメリカの新大統領トランプ氏は71歳だから、
任期終了時は75歳、少々太り過ぎに見え、心配だ。
大統領はアメリカ株式会社のトップ、
不動産事業と同じ、自分がやれば成功する
と、立候補したのであろうが、実際に大統領に就任し、
深層心理としては不安が芽生えているのではないか。
 
 私もこの1月に俗に言う古稀になってしまった。
記憶力も思考力もまだまだ、とは思うし、
朝晩の70回のスクワット、足の前あげ運動など、努力して
スリムな体形は維持しているが、
朝、顔を洗う時、鏡を覗くと、それなりの顔にも見える。
 
 53歳から新潟の会社での8年半、
61歳で東京の会社に赴任してからの5年半、
合計14年間、時と人に恵まれて望外の実績を残せた。
姫路に来て2年半、会社は変わりつつあるが、
まだやりたいこと、やるべきことが多々ある。
古稀はリタイアの目安ではあろうが、
一方では、中途半端かとも思い、今は問題先送りの心境。
 
 いずれにしても、人生はゲーム、
休日には、京都、神戸、瀬戸内海の風情を謳歌し、
読書で別世界に浸り、心豊かな時間を過ごしたい。

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,742件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?