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黒部の紅葉

 2005年10月、新潟時代の日記です。

先週の土曜日、雨のゴルフから帰ってきたら、監視人殿が、黒部に行きたいとのこと。ご希望に従い、直ぐ、大町の温泉旅館を予約して、日・月で、行ってきた。
 
 それにしても、人が多かった。
 立山から黒部アルペンルートを、ケーブル・バス・トロリーバス・ロープウェー・ケーブル・トロリーバスと、乗り継ぐのだが、全ての乗り場で、人人人、待ち時間ばかりで、兎も角、疲れた。勿論、お金もそれなりにかかった。
 
 それでも、曇り空の合間から、時折垣間見える紅葉がすばらしかった。ロープウェイで立山山頂の真下のトンネルをくぐり、駅に着くと、次のケーブルカーの待ち時間が約2時間ある。駅前の広場には何もなく、しかも霧の中、まわりはただただ白いだけ。ところが、暫くたつと、一瞬、雲が晴れ、正面に雄大な山々と、下方に燃えるような紅葉が現れる。その後も、時折雲が晴れると、大勢の人が歓声をあげる。2時間はあっという間にすぎた。
 

2500メートルから眼下の紅葉を見る
駅前広場の雑踏
駅前広場から下を覗く


 監視人殿は、もう一度行きたいと言っているが、あの景観を楽しめるなら人の多さなど枝葉、次はいつ行こうか・・・・

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