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雪に埋もれる湯之上温泉
200ⅹ年の冬の日、雪の湯之上温泉に行きました。
昨日11時頃に新潟でおにぎりとお茶を仕入れて、
新津から2両編成の磐越西線に乗り、阿賀野川沿いに会津に向かう。
眼下の川はくすんだ緑色、川の向こうは柔らかい綿を被ったような、
雪の山並み、冬の磐越西線もなかなかの味わいだ。
ビールを買うのを忘れたと思いながら、おにぎりを食べる。
会津若松で会津線に乗り換え、阿賀野川の源流、大川沿いを登る。
いくつかのトンネルを過ぎる度に雪が深くなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1687562341518-4koEMJmxLu.jpg)
やがて湯野上温泉駅に着き、迎えの車で宿に到着したのは4時前。
宿は10部屋ほどだが、広々としたロビーからの眺めが素晴らしい。
他に客は見当たらない。
![](https://assets.st-note.com/img/1687561847497-lewJB5Ovte.jpg?width=1200)
抹茶を飲みながらチェックインして、部屋に案内される。
部屋から見える木々は、細かい雪を被っており、
白い地面が眩しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1687561903644-3FVo9FH05E.jpg?width=1200)
景色を眺めながら一休みして、大浴場に行く。
他に客はいないようで、大浴場も露天風呂も貸し切り状態。
湯は無色透明で柔らかく、体の芯まで温まる・・・・気がする。
露天風呂につかり、雪の山々を眺めながら湯につかる、開放感抜群だ。
入浴後、監視人殿に聞くと、女湯の方も、貸し切りだったとのこと。
なんだ、それなら、一緒でもよかったのではないかとは、思ったが、
口には出さなかった。
夕食は部屋に出される。
最初に出されたものを食べると次が、それを食べると、又次が、
と言った具合で、きりがない。
最後の方に出てきた天婦羅などは2人ともスキップしてしまう。
タッパウェアを忘れて来たと、思ったりもしたが、
酒の方は最後まで美味かった。
食事を終えて、持参の本などよんで、8時頃になると、
特に他に(?)やる事もなく、布団へ入る。
途中何回か目を覚ましたが、二度寝、三度寝と頑張り、朝起きたのが、
6時ころだったから、布団の中には10時間ほどいたことになる。
朝風呂に入り、ゆっくりしていると、朝食だとのことで、広間に行くと、
意外にも、他に客が一組いたので、
思わず、お早う御座いますと、声をかけてしまった。
ということで、昨夜の客は二組、4名様と判明。
10時頃に、帰路につく。
夜から雪が降り続けた雪で、車の屋根に30センチほど積もっている。
道路も雪で固められていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1687562013534-sYLw3pzx20.jpg?width=1200)
会津から磐越西線に乗ると、途中で強風とのことで、
徐々に速度を落とし、やがて停車してしまい、なかなか動かない。
![](https://assets.st-note.com/img/1687562266094-095QTezh8d.jpg)
1時間あまりして、ようやく動き始めるが暫く徐行だ。
結局、新潟駅に着いたのは3時過ぎとなり、お腹がすいた・・・
で、いつもの寿司屋に行き、いつもの如く美味かった。
温泉と雪に加え、寿司にも、満足し、帰宅。
蛇足ながら、新潟市も雪が一面に積もっている。
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