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東山のB&B「吉水」に泊まる

 2014年8月、京都片泊まりの宿その2です。
 
京都片泊りの宿に凝っている。
前回は祇園の町屋だったが、 先週の土日は円山公園の奥、
山里の旧い日本家屋の「吉水」、Bed & Breakfast を提供する。
 猛暑の午後、河原町のデパ地下で押し寿司を仕入れて、
祇園から高台寺、丸山公園のだらだら坂を上がり、
最後に石段を登って、宿の看板を見つけた時は、全身汗びっし

吉水は築100年


 築100年、普通の住宅にしては大き目の日本建築が
夏の深緑に囲まれて佇んでいる。
玄関から入り口のホール(?)のソファで、
宿泊の決まりなどの説明を受け、住所、氏名、電話番号を書き込み、
料金を支払う。(前金制だとか)

 従業員は男性2人、女性1人、いずれも若いが、
言葉つきも動作も丁寧で、感じがいい。
我々の汗を見て、直ぐにお風呂を用意しますとのこと。
前日夜の予約で唯一空いていた、1階奥の洋間に案内される。
2方の窓の外は濃い緑と竹林で、風が心地良い。

部屋の外は竹林


 風呂に入り、持参の文庫を読み終え、
持ち込みの押し寿司をたべても、9時前、
他にやることもなく、早々にベットイン。
エアコンの風が気になり、夜中に止めるが、暑くはない。

2階から庭を望む


 朝起きて窓を開けると、切れ目のない虫の音が部屋に飛び込み、
秋が近い・・・気がした。
朝食は8時から、一階のホールでたべる。
自家製のパンとコーヒーが美味しい。
それなりの宿泊客が集まり、成程10の部屋が満室だ。
半分は欧米人、中国人はいないようで、
(偏見ではあるが)ほっとする。

 町屋より設備が整い、従業員もあっさりしていて
女将のお喋りも無く、気が置けない。
リピーターになろうか・・・

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