芸者新道
当家から真っすぐに人形町通りに出て信号を渡り、右に20メートル程歩くと、通りに面して大観音寺入り口の階段があり、階段と並ぶように幅2メートル程の狭い路地がある。芸者新道の入り口だ。自転車や植木鉢が置かれ、1人で歩くほどのスペースしかない。
路地を20メートル程進むと右側に「よしうめ本店」がある。ネットでは・・・・さまざまなタイプの個室を備えた上品な店内では、厳選された食材で作る会席料理や鍋料理が堪能できる。アラカルトメニューもある・・・・と書かれている。入口の雰囲気はいかにも敷居が高く、一見さんは入りにくい。かつて、公私で何度か使ったが、奥まった掘り炬燵の部屋が、如何にもそれらしく落ち着いた雰囲気だった。食事がどうだったかは記憶がない。
さらに進んで、普通の通りを渡ると、同じ感じの路地が続く。小菊通りと称されているが全長80メートル程しかない。左側に旧い由緒のありそうな料理屋が続く。最初は「きく屋」、ネットの書き込みでは・・・・この辺の老舗の料亭の中では、サービス、お料理ともに、比較的落ち着いているので、ビジネス接待に使えます。ただ、お料理に合わせて日本酒を出していただけますが、値段表がないので、ビックリするほど高いです。・・・・とのこと。最後のビックリするほど、に恐れをなして、入ったことはない。
きく屋の次が、「いわ瀬」、ネットでは・・・・昭和民家風のレトロで落ち着きのある店内で、海鮮を中心とした和食や家庭料理を提供。日本酒や焼酎も多く揃え、コースも用意。完全禁煙。・・・・とある。ここは普通のレストランの如く、大部屋でテーブル席、外見に似合わず、意外と庶民的だ。何度か使ったが気楽に食事ができる。
さらに進むと、「よし梅芳町亭」がある。よしうめのHPによると・・・・登録有形文化財に指定されている芳町亭は、料理とともに建物を楽しんでいただけます。関東大震災後に待合として建てられ、一時は女優の花柳小菊の住居だったこともある数寄屋造りの一軒家を修繕しました。しっとりとした落ち着いた座敷で、コース料理を召し上がりながらお寛ぎください。・・・・とのこと。かつて、公私で何度か使った。
その先、人形町小学校の通りに出る左角が人形町ではよく知られた「大田鮨」だ。店の前に止められた大型バイク、ハーレーダビットソンが目立つ。ネットの書き込みでは・・・・下町風情の老舗鮨屋。年季が入った濃紺の暖簾が目立ちます、店内はこじんまりとして席は10席程、家族経営で温かいもてなしです。昼時は付近のビジネスマンが多く入り満席になることが多いですがチョットずらせば入れます。鮨も大変おいしく単価もリーズナブル、お薦めです。・・・・面白そうだから一度食べてみようか。