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普通に歩き続けるつもりだ。

  昨日は頭部のMRI検査を受けた。
 
 4年ほど前から歩行時にふらつきが出始め、時々呂律が怪しい。姫路の病院、脳神経外科で検査を受け、脳神経内科で診断を受けたが、通常の老化とのこと。不満だが仕方がない。
 
 2年前、東京に戻ったので都立神経病院に1週間検査入院をして徹底的に検査してもらった。結果、「脊髄小脳変性症の疑い」と診断された。症状は明らかに脊髄小脳変性症であり、運動神経の異常なのだが、頭部MRI検査で小脳に明確な異常がないので、疑いがつくとのこと。この病気は現状では具体的な治療法がなく、難病に指定されている。リハビリで症状が改善することもあるそうだが、何とも心もとない。半年に一度の頻度で、MRI検査をして経過を観察することになった。
 
 その後、鍼灸がいいとのネット情報があったので、大手町の鍼灸院に通い、大枚をはたいたが、効果はなかった。次に某神経内科のHPでリハビリが必須だとの情報もあり、毎日自宅でリハビリに励んで今に至っている。
 
 通常2年以内に90%の人が車椅子生活になるとのことだが、今のところ何とか自力で歩けているのは、もしかしたらリハビリの効果かもしれない。しかしながら、昨年来の食道癌の治療で抗がん剤を投与した時や、内視鏡治療で鎮静剤を使った時など、数日間にわたって歩けなくなり、まともに喋れなくなる。一時的に小脳にダメージが及ぶらしい。
 
 食道癌の再発治療が重なり、少し間があいたが、昨日MRI検査を受けた。場所は大手町にある聖路加国際病院の付属クリニック、当家からタクシーで10分程度、待ち時間も殆どなく、8時半に家を出て10時に帰宅した。結果は12月14日に聞くことになっている。今は兎も角、リハビリ体操、リハビリ散歩に励み、普通に歩き続ける・・・・つもりだ。

広々としたロビー

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