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遺品整理はいつから行うべき?経験者が具体的に解説

この記事は遺品整理をいつから行うべきか困っている人が対象。

筆者はこれまでに数々の遺品整理を行ってきました。

その経験から言うと、遺品整理をおこなう適切な時期は故人が亡くなった後すぐです。

とくに故人が自宅で亡くなった場合は、遺品整理を迅速に行う必要があります。なぜなら遺品整理をしないまま放置すると、近隣の人々に迷惑をかけることになるからです。

この記事では、遺品整理はいつから行うべきなのか詳しくまとめました。

これから遺品整理をしようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも「遺品整理」とは

遺品整理とは故人が残した遺品を整理すること。

故人が亡くなった後は、家族や遺族が遺品整理をする必要があります。

遺品整理は故人の遺志を尊重し、遺族が故人との別れをするための大切な儀式です。そのため、整理はできるだけ早い段階から進めることをおすすめします。

遺品整理はいつから行うのがベスト?

遺品整理はいつから行うのがベストか。
答えは冒頭でもお伝えしたとおり、故人が亡くなった後すぐです。

とはいえ、遺品整理はいつから行っても問題はありません。

遺品整理はいつから。故人の死後「いつから」という縛りはございません。市営や都営の場合は申告から14日以内に明け渡し、賃貸であれば家賃発生、持ち家であればネズミの発生などありますが、49日以降まで手をつけていけないという決まりは特にございません。私はこころの整理がついた時に始めました。

— 孤独死の特殊清掃・遺品整理クリーンサービス【公式】 (@i_CleanService) February 24, 2022

目安は「故人が亡くなった後すぐ」ですが、ケースによっては心の整理がつかないはずです。そういった場合は心の整理がついてから着手するのがベストと言えるでしょう。

遺品整理の手順

遺品整理の手順は以下を参考にしましょう。

  • ①:故人の遺品をすべて集める

  • ②:遺品を分類する
    ⇒処分するもの、譲渡するもの、保管するものなど

  • ③:遺品の処分方法を決定する
    ⇒ごみとして捨てる、リサイクルショップに持っていく、オークションに出品するなど

  • ④:遺品の処分を行う

  • ⑤:故人の家屋や家財道具を清掃する
    必要な道具を揃える

遺品整理をスムーズに進めるためには、遺族と打ち合わせをして計画表を作成することです。

また、手続きなどに困ったらお住まい市役所(相談窓口)を利用しましょう。

遺品整理でストレスを抱えないためのコツ

遺品整理は想像以上にストレスを抱えることになります。

そこで以下のポイントに注目しましょう。

  • 遺品を分類する際は冷静かつ客観的に判断すること

  • 遺品を処分する際は遺族が精神的に負担を感じない方法を選ぶこと

  • 故人の遺志を尊重すること

私の経験上、遺品整理は心身ともにかなり疲れるので自力での作業はおすすめしません。

最近は優良な遺品整理業者のみを紹介してくれる便利なサービスがあるので、信頼と実績がともなった業者を利用してスムーズに終えることをおすすめします。

遺品整理にかかる費用

遺品整理にかかる費用は、処分方法や遺品の量などによって異なります。一般的には、数十万円から数百万円程度が必要です。

ただし、遺族が自ら遺品整理を行う場合は費用を抑えることが可能。とはいえその分負担は増すことになります。

また、遺品整理業者を利用する場合は複数の業者から見積もりをとることで、お得に利用することが可能です。

まとめ

遺品整理はいつから行うべきか困ってしまう人が多いです。

適切なタイミングは故人が亡くなった後すぐですが、心の整理がついてからでも問題ありません。

遺品整理はそもそもとして故人との別れをするための大切な儀式でもあるので、遺族が故人の思い出を大切にしながら行いましょう。

また、遺品整理は想像以上に疲れる作業ですので、無理をしないことが大切です。


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