非日常

世間的にはまだまだ物に囲まれた人間だが最近断捨離をしている。

数日前、大掃除をした。

これから家具を買い替えたり、物の住所をしっかり決めないとなど色々まだ模索中だが、何よりカーテンを新調したのだ!

ワンルームでカーテンをつけるべきは3箇所なのに手抜きして1.5箇所分だけカーテンをつけるという中途半端な状態を続けていた。

(紫外線を浴びまくった事だろう)

私は通年花粉症だし、外に干すのは嫌いなので洗濯物は年中部屋干し。

布団を干す時か、ふと今雨が降ってるかしら?と天気を見る時くらいしかカーテンと関係をもたない。

日がある時間は基本的に寝ているし起きていたとしても日光を浴びようと思わないし、紫外線も浴びたくない。

決して外が嫌いなわけでもないが部屋にいる時に部屋に差し込む光が嫌いなのだ。

そのわりにカーテンちゃんとつけてないのは矛盾なのだが、、、。

そんなこんなでカーテンをしっかり新調し、3箇所同じ色で統一してつけた。

すると、自然とカーテンに触れたくなる自分と出会った。

用事の有無関係なく、昼前後には最近起きてようとなるべくしてるのだけど、起きてカーテンの隙間から零れる光をみて、その光を更に広げたくなるのは不思議な現象だ。

紫外線は嫌だし外から見えるので大々的にはあけられないがカーテンをあけて昼の光を感じ、レンチンするだけのご飯とお湯で溶かすだけの味噌汁と何かおかずを食べる。

おかしな話だけど、こんな日常が私にはなかった。

何故かいつも通りのご飯が前より少しばかり美味しく感じるのも不思議だ。

でも、こんな日常もいいものだ、部屋で日光を感じながら時の経過を待つのも悪くないなんて、薄気味悪悪い自分を見ながらも明日も、明後日もこうなればいいと切に願っている自分がいる。

積雪は勘弁して頂きたいが、昼間には起きて、降雪を眺める未来も悪くないな。

それにしても偏頭痛が酷い。




 

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