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2017年春季山梨県大会 決勝 学院 対 駿台甲府
学院 5対3 駿台
前半
後半
さすがに試合巧者、県内では連覇を続ける山梨学院。
そして、駿台は23年ぶり決勝進出……とか言われたって、1999年入学の監督ですらまだ入学していない古い話。
そんな古い話は、スタンドのOBたちに任せておいて、選手も監督も新しい歴史をつくっていって欲しい。
吉松の再登板を引き出した粘りは見事だったし、駿台が3強の一角に食い込んでいく、そんな歴史が見える1戦だった。
2017年春季山梨県大会 準決勝 駿台甲府 対 航空
駿台 5対4 航空
前半
後半
山梨の高校野球の構図は、長らく3強(2強+1)であった。
3強の一角(プラス1)であり続けた日本航空だが、今年のチームは2番手以下の投手に難があるなど、ずいぶん2強と差をつけられていた。
実際、今回は3強以外に敗れて敗退している。
4つ目の強豪、といえた帝京三も弱体化しており、3強から2強へ、と徐々に集中してしまっている感は否めない。
そして、圏外から、県内
2017年春季山梨県大会 準決勝 東海甲府 対 学院
学院 16対5 東海(5回コールド)
投手陣が全く安定せず、守備にも不安がある東海甲府。
昨秋、番狂わせを食らった最大の理由である部分が、如実に現れた試合。
この後、エースを変えてみたりいろいろするが、この世代の東海はちょっと、というのを再び印象づけるだけの試合だった。
学院が強い、という印象はないが、夏は学院に期待するしかないのか、と多くの山梨の野球ファンが思ったであろう。
まあ、もう1つの
2017年春季山梨県大会 準々決勝 航空 対 富士学
日本航空 9-5 富士学苑
前半
後半
山梨では甲子園常連私立3校、いわば「3強」の一角として機能しつづけた日本航空と、この世代より県外からの強化を止めてしまった富士学苑の対戦。
昨年の県外出身エースを見ても、近年地盤沈下著しい富士学苑、今年は私立のなかではいちばん下かな、という印象。
となると、強豪私立ならコールドに近い結果が求められるかな、というところで、3強の一角としては強さを感じない
2017年春季山梨県大会 準々決勝 駿台甲府 対 笛吹
駿台甲府 5-1 笛吹
前半
後半
終盤打ち込んで駿台が順当勝ち。
ただ、笛吹はエース・天野の好投が目立った。
逆に言えば、駿台に通用するピッチャーは天野しかいない印象
※夏に向けてもう結果でてるからこれ大事。
事前の新聞報道評価などではもう少し笛吹有利かというところでもあったが。
笛吹も学校合併の影響から脱していいチームになってきたところで、公立を過大評価したくなるのもわかる。
ただ、駿
2017年春季山梨県大会 準々決勝 東海甲府 対 帝京三
東海甲府 10-5 帝京三
1回表裏
ヴァンフォーレ甲府のサッカー観戦の都合と、前の試合が押したことで、初回の攻防しか見られなかったが、東海甲府が秋同様守備に不安を見せたこと、スイングスピード等チームとしての出来は練習風景からも東海甲府のほうが強そう、ということが見て取れた。
秋の対戦では帝京三が勝ってAシード、敗れた東海甲府がノーシードということもあり帝京三優勢とみる声が結構強かったが、秋
2017年春季山梨県大会 準々決勝 学院 対 工業
4回から
学院 11-4 工業(8回コールド)
現在ある意味4強体制となっている山梨で、4強を崩しうる1番手が甲府工業。
中盤まではそれを確実に思わせる1戦だった。
6回の守備の乱れからの失点が悔やまれるが、夏に向けて力を見せずに終わった、と考えたら、次への期待はできるかもしれない。
野球に力を入れてる学校同士、やや力の差はあるかなという感じではあるが。
2017年春季山梨県大会 3回戦 東海甲府 対 都留興譲館
東海甲府 8-2 都留興譲館
前半
後半
都留興譲館は、予定の継投策、ではあるのだろうが、先発投手が背番号11。
と思ったら序盤は意外な好投を見せる。
多分、5回終了で継投の予定だったのだろうが。
その5回に大乱調。
正直、ある程度打たれた時点で1イニング早い継投にいかなかったのは疑問。
勝負に対する踏ん切りより、生徒がどうとか予定どおり約束通りやることを優先するから、余計勝てないんだ
2017年春季山梨県大会 2回戦 東海甲府 対 山梨
東海 14-1 山梨(5回コールド)
Bシード東海大甲府の春初戦。
冬を越してどういうチームになったか、というところだが、相手が公立の強くないところでは、こんなものか、でしかない。
山梨高校は多少やれそうな雰囲気はあった、というくらいか。
2017年春季山梨県大会 2回戦 増穂商 対 甲陵
増穂商 7-3 甲陵
(途中まで)
山梨の高校野球で最弱といえばこの2校かな、というイメージの強かった最弱決定戦の趣ある1戦。
とはいえ、両校ともこのチームはしっかり野球をやっていて好感が持てる。
特に、増穂商はかつての、10年連続夏初戦敗退、の面影は薄くなってきている。
甲陵も、今年のチームなら、夏のクジしだいで1つくらい勝てるかも、、と。
増穂商は組織だってしっかりしてきたし、甲陵は中心2
2017年春季山梨県大会 2回戦 帝京三 対 甲府西
帝京三 4-3 甲府西
(途中から)
帝京三は前年夏ベスト4など、山梨の私立でもベスト4常連という位置づけのはず。
秋の大会でも、東海大甲府に勝ってベスト4に進出し、この大会はAシード。
対する甲府西は2011年秋の県大会で準優勝したのが目立つが、それ以外は公立中堅どまり。
Aシード対公立中堅の対戦で、出来ればコールド、という期待はあったが……
帝京三は長年関わってきた輿石監督が離任して
2016年秋季関東大会 2回戦 前橋育英 対 慶應義塾
前橋育英 4x-3 慶應義塾
前半
後半
勝ったほうがセンバツ出場となる1戦は、前橋育英がサヨナラ勝ちでセンバツ切符をゲットした。
そして、慶應義塾は、一番接戦をした、ということで、関東5枠目扱いで、東京2位の日大三との選考の末、センバツを逃す形に。
関東補欠1がこの試合の慶應義塾、一応補欠2が山梨学院、ということになったので、関東大会準々決勝4試合のうち、接戦だった2試合をじっくり観戦できた
2016年秋季関東大会 2回戦 東海大市原望洋 対 学院
東海大市原望洋 5-2 学院
前半
後半
勝ったほうが選抜出場を確定的にする一戦。
東海大市原望洋のエース金久保はプロ注目とのことで……
ただ、彼は立ち上がりがイマイチよくなかった。
……結局、彼のこの弱点が、夏の甲子園を賭けたベスト4での木更津総合戦の敗因になったようではあるが。
立ち上がり、5回あたりまで制球が定まらなかったところでもう少しじっくり攻め立てられていたら、という印象は拭えな
2016年秋季山梨県大会 準決勝 学院 対 航空
学院 2-0 航空
前半
後半
この試合の途中でカメラがぶっ壊れて、修理に出す羽目になったので、1-0で学院リード、までしか見ていないのだが。
春に故障していた吉松がしっかり活躍できていた、良かった投球か。
これを見て、本調子を取り戻せるなら、夏も期待できる、と思い返せる投球だった。
怪我から復帰後、夏の決勝以外の登板が振るわなかった吉松、ではあるが、決勝での復活気配、そしてこのあたりの「真
2016年秋季山梨県大会 準決勝 市川 対 帝京三
市川 8-0 帝京三
前半
後半
夏はベスト4、強豪私立の一角となっている帝京三。
ミラクル市川から25年。
古豪・市川。
ベスト4で激突した試合は、一方的になった。
公立の古豪に、コールドで敗れる帝京三。
相手の投手交代ミス、守備の乱れで逆転勝ちしてきたものの、準々決勝も一時はコールドの点差をつけられた帝京三。
公立の一応仕上がったチーム、というレベルのところにコールド負けをしてしまった
2016年秋季山梨県大会 準々決勝 帝京三 対 東海大甲府
帝京三 10-9 東海大甲府
前半
後半
一旦は東海大甲府が7-1でリード。
その後、エラーによる失点→継投モード→控え投手が打たれる、という番狂わせの典型的な内容で敗退。
ただ、東海大甲府の春大会を見るに、番狂わせの理由となった、守備の乱れが解消されている気はしない。
さらに、エースの故障もあって、夏のエースナンバーは、ここで打たれた控え投手、高清水との話。
東海大甲府の不安は解消さ