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ミルクで直接コーヒーを抽出できるのか

ミルクコーヒーを作るのは面倒臭い。

濃いコーヒーと熱いミルクを用意しないといけないため二度手間になるからだ。

鍋にミルクとひいたコーヒー豆を入れて煮出すという方法もあるらしいが、一杯のコーヒーでちょっとした料理沙汰になってしまうのはやはり面倒である。

じゃあミルクでコーヒーをいれれば普通のコーヒーと変わらない手間で飲めるじゃん、とひらめいて、試してみた。

コーヒーの豆に熱いミルクを少し注いで蒸らす。

蒸らしが終わったら熱いミルクを注ぐ。

なかなか抽出できない。水と比べて粘性が強く、フィルターがつまっているせいかもしれない。

時間がかかったせいでミルクは冷め始めており、抽出もあまりできておらず、ほんのりコーヒーが香るだけのぬるいミルクになってしまった。

やはりミルクコーヒーは一手間かけてコーヒーとミルクを分けて作った方がいいようだ。

「失敗は成功のもと」という言葉がある。

エジソンを始め多くの偉人は、失敗を「上手くいかない方法を発見できたという成果」、つまり成功への前進として捉えているが、私は「ミルクコーヒー作るの面倒臭いから手抜きしたろ!」という手抜き人間なので成功にたどり着くことはない。

「上手くいかないのか、じゃあもうミルクが入っていないコーヒーでいいや」と思っただけである。

エジソンは「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」と語ったが、99%もの努力なんて私にはないのである。

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