おいしいだけじゃない。印象的な湧き水5選
湧き水が好きだ。その土地ならではの伝説や逸話が残されていたり、場所によって味が違うところが面白い。
そこで今回は、私の印象に残っている湧き水を、5つのジャンルに分けて紹介する。
①おいしいで賞……熊本県・阿蘇神社の神の泉
阿蘇神社の総本社にある湧き水。ミネラルっぽさが強いのに苦くないという不思議な味わいが記憶に残っている。
②怖いで賞……田沢湖の湧き水
前の記事でも書いたが「辰子という美少女が飲んだ途端に口が耳まで裂け、龍になってしまった」と伝わる泉のすぐ近くにある湧き水。
クセがなく、飲むと「冷たい感覚」だけが喉を通り抜けていく感じだ。ただし、水源は龍になる湧き水と同じはずなので飲むのに勇気がいる。私は飲んでしまったが大丈夫だった。
今のところは。
③不思議で賞……天橋立神社の手水
天橋立にある天橋立神社の手水。
天橋立は両脇を海にはさまれている。それなのに真水が出るというというのは非常にめずらしいらしい。
ちなみに名水百選に選ばれているが飲用は非推奨だ。残念。
④おいしいで賞(温泉部門)……兵庫県・城崎温泉
温泉もある意味湧き水なので、おいしい温泉についてもふれたい。
城崎温泉は塩分をふくんでいるのだが、塩加減が絶妙で、スープみたいにぐびぐびいけた。温泉なので飲みすぎは良くないが……。
⑤個性的で賞……有馬温泉の炭酸泉源
飲めることをうたっている湧き水(温泉)の中で個性的なのは、やはり炭酸泉だろう。
有馬温泉の炭酸泉源は、飲むと鉄臭さと硫黄臭、そして炭酸特有のピリピリ感をかすかに感じる。はっきりいって不味い。
砂糖をとかして冷やして天然のサイダーを作ってみたところ鉄臭さと硫黄臭をおさえることに成功した。
時間が経つと変質する恐れがあると有馬温泉が公式に注意しており、そもそも大量に飲むものではないので絶対に真似しないでほしい。
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