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10月も終わったので

9月分は「VRChat始めて1年たちまして」を書いたので内容重複のため書かなかった。(初手言い訳)

最近になってようやく涼しくなってきた・・・・というか肌寒くなってきた。だがまだ寒いというわけではないので、積極的に窓を開ける。空調をつける必要がない、窓を開けていられる季節は好きだ。

部屋に吹き込んでくる風が遠くの音を運んでくる、その音を聞きながら過ごす土日の日中は最高だ。永久に春秋でいて欲しい。とはいえ流石に寝る時にタオルケットのみというのはそろそろきつい・・・というわけで、掛け布団とシーツをコインランドリーに放り込み、洗濯乾燥機にかける。その間についでとばかりにベッドの位置を模様替え。結果、最高の就寝環境を手にすることができた(自画自賛)。

もっと寒くなったら毛布を出そう。そんなことを考えつつ、10月の話。

カピバラ航空祭先行お披露目会

カピバラ。

VRChatの話だが、11月に「カピバラ航空祭」というイベントが開催される。その先行お披露目が10/7にあったので行ってきた。先行お披露目自体がメディア向けのもので、バチャマガ内でのゆーてるさんの「誰か一緒に行かない?」という募集に手挙げで参加することに。

そもそもVRChatのイベント自体(私立VRC学園を除いて)ほぼ参加しない身だが、現実の「航空祭」なるものに行ったことがなかったので興味本位で手を挙げた形だ。メディア向けとはいえ自分はあくまでゆーてるさんの「おまけ」であり、先行お披露目を純粋に楽しみつつ、イベント取材をどのようにやっているのかを見て学ぼう、という完全にお気楽物見遊山のつもりであった。

ところが一転、ゆーてるさんが事情で来れなくなり、完全にソロ参加の上イベント記事のために取材をすることに。まじか。それしか頭に浮かばなかった。そもそもイベント行き慣れていない上に?取材を?一人で?ハードルがたけぇ。

とりあえず過去のイベント取材記事を漁る。ネットのイベント取材ノウハウを漁る。当然ながら「VRChatイベントの取材ノウハウ」なんてピンポイントな情報は落ちていないので、役に立ちそうな情報を拾いながらそれらをつなぎ合わせて学ぶ。インタビューとかするのか?何を聞けばいいのか?そもそも誰に聞けばいいんだ?誰に許可を取る?そんなことをグルグル考えながら当日。正直にいえばインスタンスが開く前の数分間はかなりドキドキしていた。ビビり上がっていたと言ってもいい。初のイベント取材、ノウハウもない状態での参加、ビビらないはずがないのだ。

イベント会場にJoin後、周りを見渡すと、当然知らない人だらけ。遠くにみたことある人いるなと思ったら、「SNSとかで見たことがある」VRChat界隈の有名人がチラホラと。やべーとこに来たな、という感想しか出なかった。正直Join直後はかなり挙動不審だったと思う。茫然自失としているそんな折、自分に話しかけてくれる人が。私立VRC学園の生徒会長のはるかぜさんだ。このアウェイの状況、見知って多少なりとも話したことがあるはるかぜさんの姿は神に見えた。当日は本当にありがとうございます、精神がだいぶ助かりました。

その後は主催のいむさんや緑茶さん・Garmanさんなどと接触。皆フレンドリーに接してくれる、気さくで良い人達であった。おかげで色々と話を聞くことが出来、こんなぺーぺーでも取材記事をかけるほどの材料を貰うことができた。皆、航空への愛に溢れている。皆様その節は本当にありがとうございました。

終わってみると、良い経験だったとポジティブに捉えることもできるが、正直上手くできたどうかはわからない。満足のいくクオリティの記事になったかどうかもわからない。力の足りなさで、全方向に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

とりあえずカピバラ航空祭本番は11月なので、みんな見にいこうな。


Meta Quest 3

ついに発売されたMetaQuest3。とりあえずamazonで予約しておいたもの
が、無事届いた。

発表当時、無事予約できたことに安堵していたら、amazonでトップに表示される販売元が「Meta公式」なる怪しいショップになる事件が発生していた。気を付けていれば気づけるトラップだが、引っかかった人に商品は届いたのだろうか。そしてそんなクソしょうもない詐欺行為をどんな神経で実行しているのだろうか。謎だ。

そんな話はありつつもMetaQuest3、とても良い感じ。
まず開封直後の起動・設定画面からカラーパススルーで驚く。Quest2の時は初期設定のためにHMDをつけたり外したりしてすごいストレスがあったので、これは良い変更だ。もちろんノイズがあったり歪みがあったりと肉眼に比べるべくもないが、日常生活はできるレベルで違和感なく周りを認識できる。Quest3を買ったものの、正直VRChatやVR対応ゲームくらいにしか使わないつもりであったのだが、MR用のデバイスとしてのポテンシャルをまざまざと見せつけられた。HMDつけたまま家の中をうろついても全然問題なさそうだ。すげぇ。

あとはフレネルレンズからパンケーキレンズへの移行。これも大きい。
映像が綺麗になる(綺麗に見える)のはもともと織り込み済みで、それ自体はとてもよかったのだが、どちらかと言うと接眼部の厚みが抑えられたことの恩恵が大きいように感じた。HMD自体が薄くなった関係上、首を振った時のHMDにかかる遠心力を抑えられたのか「首を振って重たいデバイスを振り回している」感じがだいぶ無くなっている気がする。Quest2に比べると装着感が自然な感じでとても良い、思わぬ恩恵だった。

他細かい改良点が多数あり、値段と引き換えに良いデバイスになったと思う・・・のだが公式アクセサリーが高い。まぁ公式アクセサリーが高いのはどの業界でも同じだな。ヘッドストラップ交換や度数入りレンズが入ってはじめて完全体となる(個人の感想)のはQuest2と同じなので、サードパーティのアクセサリーの充実に期待するとしよう。格安レンズ頼むぞ。

あえていちゃもんをつけるとしたらQuest3の新型コントローラーだ。いくつか気になる点がある。

まずは重量。リングが無くなったこと自体はすごくありがたいが、軽量になった結果中身が空っぽのモックアップを握っているようでちょっと落ち着かない。まぁ軽量になったこと自体は歓迎すべき話なので、贅沢な悩みか。

ついでにセンサー類。あと一万価格上げても良かったので、QuestPro仕様のカメラセンサー付きにして欲しかった。構造上仕方ないとはいえ、HMDの死角に手をやるとトラッキングが飛んでしまうのが気になる。Quest2よりはマシなんだとは思うのだけれど。

あと最後にグリップアングル。・・・グリップアングル?ちょっと違うかもしれないが、つまりコントローラーを握った時、ポインターがでる角度がQuest2と微妙に違うのだ(体感)。・・・違うよね・・・?
サバゲーマーならもしかしたらわかるかもしれないが、1911からGlockに持ち替えた時の気持ち悪さ、あれだ。慣れた1911の感覚で構えると、Glockのフロントサイトとリアサイトがパッと合わない。原因は、両銃でグリップアングルが少し違うからだ。それと同じで、Quest2のポインター角度に慣れ親しんだ感覚でポイントを合わせようとすると、Quest3ではズレてしまう。慣れれば終わりという話だが、Quest3のコントローラーを初めて使って一番違和感を感じたのはこれだった。

とまぁ色々書いたが全体的にはオススメのHMDであることに疑う余地はなく、VR機材購入検討勢には真っ先に候補としてあげるHMDなのは間違いない。みんな買いたまえ。

そんなQuest3感想を身内Discordで話していたら、その熱意が届いたのか、なんと新たにVRの世界へ入門する者が現れた。

コラ前のセリフがもう思い出せない

遊戯王全米チャンピオンである「バンデッド・キース」の名言「初心者は大切してに沼に沈めねぇとなぁ!」を思い出しつつ、口頭でセットアップを手伝い、無事VRChatにログインさせることに成功。定着してくれれば嬉しいが果たしてどうなるだろうか。

新人に色々説明しながら改めて思うことは、VRは「酔い」との戦いということ。生まれてこの方(恐らく)酔ったことがない身としては、連れていくワールドの加減を間違いやすいので難しいな・・・。なにか良い対策はないものか。

新人案内のポコピーランドにて


寄稿記事ネタ切れ

現在進行形。基本的にワールド紹介記事を寄稿させてもらっているが、いま現在ネタ切れ。基本的に最近アップロードされたワールドで、なおかつ書きたい・書けるワールドを、という感じで選んでいるため、時期によってはこうなるのはわかってはいたが・・・選り好みしすぎなのだろうか。焦らず頑張る。


終わりに

AC6クリア後、noteに感想を書こうと思って数日に渡ってカタカタとキーボードを叩いていたのだが上手くまとまらなかった。思い入れが強すぎて、書きたいことが多すぎて、しっちゃかめっちゃかになったのだ。過去作の話に触れたり、自分の思い出に触れたりと話が飛びまくり、さらには1周目の途中で思っていたことと3周した後に思ったことも違いすぎて、収拾がつかなくなった。よって、大人しく諦めることにする。このクソデカ感情を理路性然と吐き出すのは自分には無理だった。
一言書くならば、3周目のラスト、エアの「メインシステム、戦闘モード起動」を聞いた時。マーベル映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のクライマックス、キャプテン・アメリカの「アベンジャーズ、アッセンブル!」を聞いたあの時の気持ちを思い出した。この気持ちを言葉にするのは難しいが、わかってくれる人は少しはいるのではないだろうか。


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