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生きて推しに会う

人生ってある意味「究極の暇つぶし」だって思うんです。
(唐突にごめんなさい、そして語弊があったらごめんなさい)
生まれてから死ぬまでの、下手したらとんでもなく長い時間を目の前に突きつけられて、「この時間に何するの?」って言われているような。
その中で、夢や目標って一つの暇つぶしアイテムだと思ってて。
あってもなくてもいいけど、あると暇つぶしに役立つよねっていう。
だから夢や目標がないことに悩んでる人がもしいたら、それ自体はきっと大した問題じゃないから大丈夫だよって伝えたい。


すみません、そろそろ本題に入ります。
私の夢は「生きて推しに会う」です。
これ、Snow Manをお好きな方ならお分かりかと思うんですが、デビュー後初のライブの最後、メンバー佐久間大介くんの挨拶の言葉からきています。

本来であれば、ファンのみんなと直接デビューのお祝いをしたかったであろうSnow Manの初ライブは、コロナの影響で「無観客、オンライン配信」という形で行われました。
広い会場にいるのは9人だけ。精一杯笑顔で手を振ったり、パフォーマンスをしても、目の前にファンの子たちはいない。
長い長い下積みをこのために頑張ってきたと言っても過言ではない、一生に一度のデビューライブ。
そんな大切なデビューライブが無観客という形になってしまったこと、メンバー9人はどれほど悔しいのだろうかと、まだ当時Snow Manに沼って間もなかった私でも、ライブを観ていて苦しくなったのを覚えています。
そんな中、最終公演の最後の挨拶で佐久間くんは

「生きててくれてありがとう!」
「生きてたら絶対会えるから!」
「一緒に会おう!」

と、まっすぐ、泣きながら、全力で私たちに伝えてくれました。
(あ、これ書きながら思い出してまた泣きそう……ちょっとライブBlu-ray観てきます……)


(……戻りました、号泣してスッキリ)
この佐久間くんの言葉で、今までミジンコのようだった私の自己肯定感は爆上がりしました。
だってそもそも「生きててくれてありがとう」だなんて、一生のうちに言われることなんて、そんなにないと思ってて。しかも大好きな人に。
そんな風に言われる私はだいじな存在なんだって、この時スッと受け入れられたんです。
不思議ですよね。それまで「自己肯定感?自己受容?何それ美味しいの?」みたいな人間だったのに。
笑顔で毎日生きてくれてるだけでうれしいのに、こんな地方の片隅に存在する1ファンの自己肯定感までも爆上げしてくれる。
やっぱり結論、「推しが尊い」


このライブのあとから、私の夢は「生きて推しに会う」になりました。
そして実はこの夢、去年叶いました。
去年行われたデビュー後初の有観客ライブに当選したんです。
本当に言葉通り夢のような時間でした。
今までやってきた全ての善行のお返しが、いっぺんに来たと思いました。
生きて推しに会えました。

しかしながら、オタクの夢ってどこまでいっても際限ないんですね。

生きて推しに会えた私の今の夢は、
「また生きて推しに会う」
になりました。


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