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私の祖父母は四国の小さい島に住んでいました。

子供の頃、夏になるとお墓参りに帰省していたのですが、小さいフェリー乗り場の海にいつもゴミが浮いていました。

パンの袋、空き缶、紙パック、ビニール袋etc…

4、5歳くらいだったかな…その光景を見るとすごく悲しくなったことを覚えています。

船で島について、海岸を歩いておばあちゃんのお家まで歩きます。歩くとフナムシがササササーッと岩場に隠れる。子供の頃は4cmくらいと結構大きかったのでフナムシがちょっと怖かった💦

砂浜にもゴミが落ちていて、スリッパやバケツなんかのゴミも捨てられていました。今思えば小さい島なのでゴミの制度も整っていなかったのかな。水道から出る水も規制されていて、時間帯によってはチョロチョロとしか出なかったし…

今は海岸も整備されて、ゴミは捨てられていないけれど、当時は子供ながら疑問に思いつつ、それをどうすることもできなかったな。そしていつしか歳を重ねるごとに、その光景に慣れてしまっていた自分がいました。

プラスチックの怖さを知った今、とにかく海にプラスチックがいかないようにして欲しい。
これくらい大丈夫だろうなんてことはない。

プラスチックごみは海洋の汚染だけでなく、海に生きる生物や産業、私たちの体にまで影響を与えます。
海洋プラスチックごみが増えることで、プラスチックに付着する有害物質やプラスチックそのものの有害性により、海はどんどん汚れていきます。それだけではなく、目に見えないマイクロプラスチックは北極や南極にも行き着くほど広く分布しており、海氷の中に含まれているとの調査報告も挙がっているのです。
(出典:環境省公式サイト)

それが海の近くでなくても、山でゴミを捨てても川に流れて海に行きついたり、街でゴミを捨てても風にのって海に行きついたりします。

外に置いてあるゴミ箱に捨てたとしても、蓋がないゴミ箱だったら風で飛んでいく可能性もあります。

一人一人の心がけで、海に届くゴミは減らせると思うのです。

どうか海がこれ以上汚染されないことを願って、私も気をつけて行動していきたい。

今できることから、少しずつ👣