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【ティラーカバー製作編1】習作作り

ティラー製作も終わって、先日水深計の配線をしたついでにティラーを付けて来ました。

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ちょっと朝露で濡れてるせいもありますが、それでもコクピットの黒ずんだチークの色とティラーの色がかなり違いますね…  まぁコクピットのチーク部分は磨いて軽く色を塗るつもりで道具や塗料は一通りヨットに置いて(るだけだけど)ますから、暖かくなったら何とかします。
それ以外は大きな不満点ややり直す部分も無く、それなりに満足した形で作れました。 もうお金もかかるのでやりませんが、また次回作る事があれば曲面をフルに取り入れたデザインのをじっくり作りたいですな。
残念ながら風が8〜10m以上あって波の向きも悪く海に浮かべられる感じでは無いので、まだ実際に使ってはいませんが。

さて、何度も塗っては磨いてを繰り返して艶のあるティラーですが、アンチUV剤の入った塗料とはいえ、どうせ半年とか1年とか言うオーダーでボロボロになったり変色したりするのが常ですので、普段はカバーをして主に紫外線、可能なら湿気や雨からも守りたいところです。

サイドカーだったかアウトドア用品だったか、何かの時に必要で買ったテイジンの防水テント生地があったので、それでいくつか習作的に幾つか作ってみます。

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これが生地、横幅が1m、縦がざっくり2mくらいあったので、3〜4個は試作品が作れそうですな。

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これが縫針。 なんとなく曲がった奴が使いやすそう。

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糸はこれしか無かった…

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めちゃくちゃ見にくいですが、なんとなくティラーが入る感じにデザインしてみて…

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縫うんですが針が通らないので、別の針を刺してハンマーで一回一回叩いて穴を開けつつ縫って…

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裏返すとカバーっぽい感じに。
まぁこんなものかな。 なんとなくどんなイメージになるかがわかりましたから、ちゃんとデザインして本番用… と言うか実際に使うやつを作ることにします。

しかし、それまでティラーを野ざらしというのも気が引けるので、インスタント的に作れる感じのものでその場を凌ぎます。

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はい、5分くらいで完成。
右側の方は袋状になってて、左側の方は下が空いています。 縫うのすら面倒なのでハトメで留めただけ…

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はい、暫定カバー完成。

と言うか、なんかもうこれでいい気もしてきたな。
とりあえずはこれで急場を凌ぎつつ、家で(そのうち)チクチク縫って作る予定。

ティラーカバー製作編2へ続く