【FFヒーター取付編02】周辺部品を手配し始める
FFヒーター取付編01はこちら
4回目の注文でようやく届いたと思ったら燃料ポンプが入っていなかったと言うオチの前回ですが、一部返金してもらい燃料ポンプはこちらで手配する事で決着を見ました。
それが届けば取り付け開始(と言うか一回システムとして組んでみて動かしてみますが)ですので、取り付けに必要な周辺部品を取り揃えていきます。
まずはこの…
なんの変哲も無いDVD収納ケースとして売られていたボックス。
これはサイズが素晴らしく…
FFヒーター本体がぴったりなんですわ。
はい、Amazonで「収納ボックス」で検索しまくって見つけた物です。
多分200個以上のボックスを吟味したなー。
フタを底面にした場合、ヒーター本体の基礎となるプレートがぴったりです。
ここに断熱用のグラスウールを貼って厚めのアクリル板を数枚置いて、このプレートを大きなナット代わりにスクリューで固定しようと画策しています。
まぁ文字で書いても「なんのこっちゃ??」だと思いますので、しばしお待ちを…
とりあえずグラスウールとアクリル板買うか…
あとはこれ、排気のポートになります。
実際スターン(の予定)に穴を開けてこのポートから排気をする予定ですが、これで大丈夫なのかな? どの程度排気管や排気口が熱くなるのか不明なので、こんな簡単な物でハルを焼いたり溶かしてしまわないか心配です。
もう一つの心配は雨水や海水の侵入ですが、クラムシェルカバー的な物を被せるか、普段はゴムの栓でもしておくか、追々考えます。
しかしこれ、なんでこんな角度なんだろう… 垂直にカットしたデザインの方が汎用性あるのに。 管を上から下向きに付け、水の侵入阻止と言う意味合い? それならガンネルから出した方がヒールの影響を受けなくていいけど、内側は手が入りにくい場所だからなぁ… とか色々考えたり。
これは買ってはみたものの、もしかすると排気はエンジンのミキシングエルボとかウォーターロックに突っ込んでみたいとも考えており(まだなんの計算も計測もして無いけど、配管をするならミキシングエルボやウォーターロックに突っ込んだ方が圧倒的に楽)、もしそれが可能ならこの部品は使わないかもしれません。
次に…
これは昔バイクのキャブレター調整なんかの時に良く使ってた、点滴のパックみたいにして使うタンク。
勿論ヒーターを取り付けたらエンジンの燃料タンクからラインを引っ張る予定ですが、その前に排気漏れチェックやら何やらで結構な時間動かす事になると思うので買いました。 いやー、20年以上前に使ってた部品が、まだこうやって売ってるんだからなー。
あ!ガソリンって書いてますが、当然入れるのは軽油です。
あとは燃料ポンプが届いたら一回マリーナに持っていって
・システムとして仮組みして動かしてみる
・その時に排気の温度や圧力を見て、排気をどうするか考える
・考えている収容スペースに入るか確認
・ダメそうなら現物合わせせで別の場所を考える
的な事をしようと思います。
ちなみにヒーター本体の収容スペースは…
このベンチの下を開けた…
ここに入らないかなー?と考えて(祈って)います。
コクピットロッカーとかに本体を据え付けると排気や排気管の処理は非常に楽になりますが、反面ヒーターのコントロールパネルの配線(何本もの配線を延長するのが面倒)や電源の配線を通さないといけないのと、何より温風のダクトは70mm以上の太さですから、それをコクピットロッカーからキャビンに持って来るのは非常な困難が予想されます。
それなら排気パイプの処理(排気パイプの高温とガス漏れがね…)は面倒になりますが、なんとかここに設置したいものです。
FFヒーター取付編03へ続く