【23-08】油壺・諸磯をパトロールした後、ポセイドンの怒りに触れる
いやぁ、非航海日誌と言う名前のブログにも関わらず、今年は結構ヨットを出してますな。
これじゃあ航海日誌になっちゃうよ。
しかしマリーナに行く頻度が増えたわけではありません。
つまり、ヨットという厄介物は放っておけばどんどん壊れていくと言う宿命を負っているにも関わらず、その整備・維持活動が疎かになっていると言う事では…
よし!今月からは月に1回は必ず、どんなに天気も風も良い日であってもヨットは出さず、ヨットのコンディション維持日を作ろう!と誓いつつ、たった今、最初から脇道に逸れていた事… と言うか本題に入ってすらいない事に気がつきました。
ええ、今回の記事は整備ではなく、ヨットを出した記録ですわ。
しかも、ゲストさんオンボードですよ
ゲスト氏は私のヨット、Haber 660 Sloopの兄貴分のHaber 800 Sloopを瀬戸内海は新居浜マリーナに置き(お住まいは関東ですよ)、いつも乗せて頂いている方です。
↓こちらの方ね
自分のヨットに自分以外の人が乗るのって2020年8月以来ですから、ほぼ3年ぶりですわ(因みに家人は船の免許も持ってるし、ヨットもISPAのインストラクターに教わってるのに、ボートで釣りに出る時しか海に来ません…)。
さて、では出発しますよー。
と言いつつ、ゲストさんが乗っていますと写真や動画を撮るよりも色々やる事、話す事がありますので、今回は写真とかは、かなり少なめ。
相模湾に出てセイルを揚げてみましたが、
風はほぼ無し。
もう少しすれば多少は吹く感じではありますので、お食事タイムといきますか。
普段ですと、波に揉まれるまま、海流に流されるまま、風の吹かれるままの「漂流まま三拍子(今考えたので、こんな言葉を外で使ってはいけませんよ)」を揃えておにぎりでも食しているところですが、せっかくゲストさんが同乗されておりますので、風光明媚にして波のない油壺湾へ…
グイグイと入っていきまして、
適当なところで、一休み。
いやぁ、ここは相変わらず良い感じの場所ですなぁ。
おにぎり、パン、ノンアルコールビールなどを胃袋に入れつつ、一時間もダラダラ過ごせば多少風も吹いてきたっぽいので、出てみますか!
相模湾に出る前に、油壺に来たついでに諸磯方面のパトロールも。
京急油壺マリーナのあたりに来るのは4年ぶり…
いや、ヨットでは4年ぶりだけど、用事があって車では先々週に来たんだった…
一応京急はウチのヨットのハルを全塗装した、菩提寺(?)的な場所なので参拝をば(お賽銭フリー)。
そしてくるりと踵を返して
相模湾に出て、セイリングしますよー。
と言う、湾内での動画がこちら(8倍速)。
そして、相模湾に出たらメインセイルを上げ…
てもらいましたわ、ゲスト氏に。
自分のヨットのセイルが張られるところを見るのは初めてだー。
で、弱い風ながらもヘロヘロと帆走。
せっかくなので城ヶ島を反時計回りに回りますわ。
相模湾、太平洋、東京湾、3つの海をめぐる船旅(BY JTB)ですな。
そして城ヶ島の南西部に差し掛かったころ…
後ろからジワリジワリと迫って来られていたヨット(このガンネルの造形はハンター?)に、不意にインを突かれて、そのままぶち抜かれました。
向こうも冷却水を吐いてないから、こちらと同じく完全な帆走。
たった10ftくらいの水線長差で喰われるとは。
ムキー!せめて離されないようにしよう!とエンジンスタート、機帆走へ。
む?? 何かスロットル開度と艇速の差に違和感が…
これは、忌まわしきアレにやられてるんじゃないのか??とにかく速度が出ませんわ…
結局、ハンター(だと思う)とは、インチキしても距離を離され、失意のうちに、
マリーナへ帰って来ましたわ。
そして上架後に、あの違和感ってアレだろ?と確認すれば…
うん、流石にわかってた。
こいつのおかげで、プロペラブレードが半分くらいの角度しか開かない状態でしたわ。
これではスラスト3割減ですよ…
インチキしてまで離されまいとした行為にアイオロスの怒りを買って罰を受けたのかもしれませんな。
いや、海藻だからポセイドンかしら?
Google Maps上でのトラックはこちら。
トータルで9.8マイル。
Walkmeterのデータはこちら(クリックして下さい)。
今回は油壺でプカプカ浮いてた時間がありますので、平均速度とか意味ないですが。
Reliveの動画はこちら。