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【水深計編12】リークと整理整頓の軽量化と自粛太りの差分は事象の地平面へ

水深計編11はこちら

いやいや、やっと県外移動自粛が解けました!
2ヶ月半駐車場に入れっぱなしだった車を引っ張りだし、そして2ヶ月半ぶりに東京都を出まして、一路マリーナへ。

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ええ、雨です。 大雨…  梅雨ですからね…
2ヶ月半ぶりのマリーナでウチのヨットは…

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ありますね、大雨ですが(←くどい)。

早速キャビンに入りますが、風向きの関係で雨がキャビンに吹き込んできますので、純正オプションのドッグハウスレインカバーをかけて…

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嘘です、そんな洒落たオプションなんぞ存在しません、ただの傘です。
この後強風で傘の骨が一本折れました(この時点で結構骨が曲がってる)。
本当は差し板を入れればいいんですが、換気したかったんですわ。

キャビンに入ると見慣れぬ物が。

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はい、交換してもらったプロペラシャフトとPSSですね。
自分で修理・整備に関与していないので実感がありません。
とりあえずこれは家に持って帰って文鎮にでもしますか、ちょっと長いけど。
しかしこれだけのSUS材の無垢ももったいないですなぁ。

さて、今日はとりあえず水深計の振動子の設置です。
前回、振動子を固定するケース(パイプ)を切って、パテで固定しました。
今日はこのケース(パイプ)にオイルを入れて、振動子を入れ、固定します。

水深計に付属のオイルをドバドバと流し込みまして、

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あとは振動子を中に…
ん?
まって!前回の最後「無水アルコールを入れて漏れのチェック」をするって自分で書いてたような…  まぁいいか、入れちゃったし。

と、思ってた10秒後に…

あれ?

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君は今入れたオイルさんですか?
ですよね、こんなドライな場所に他の液体なんかいませんわな。
「もういいわ!今日は他にもする事あるし、このオイルがどっか外に流れる事も無いから振動子入れて固定しといて、対策は後日考えるわ!!」
と、自分で考えた手順通りに自分自身が従わなかったばかりか、逆ギレまで一人でしまして…

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振動子を入れて固定した後もオイルはどんどんリークするばかりです…
じっくり眺めて見ると

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どうもこの辺(青の矢印)が油田の吹き出し口っぽいです。
本物の油田ならお金になりますが、これはお金になりません(むしろお金がかかる)。
本当は一回パテを剥がし、表面をきれいにしてから再度ケース(パイプ)の取り付けをしたいところですが、ケースがPVCパイプだったので絶対にパテの噛みが悪かろうと思い、わざわざ傷を入れてパテを噛みやすくした事が裏目に出ました。インナーハル側もきれいに剥がせるか未知数だし。
仕方ないからこの上にさらにエポキシパテを盛ってやり、オイルリークを止めてやるしか無さそうです。 その前にシーラントとかでシールした方がいいのかな? その場合はオイルの浸食とか浸潤とかは?とか色々考える事や調べる事がありそうなので次回以降の作業リストに入れときます。

さて、今日は他にする事が。

最初に古いシャフトの写真があった通り、修理が終わりました。
PSSの水漏れや負荷をかけた状態での振動チェックをしたいので、波風天候の許す範囲でなるべく早く水に浮かべたいんです。 なのでキャビンの中の

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このとっ散らかった状態を普通の状態に戻す必要がありまして、整理整頓と不要な工具・部品を降ろします。

思えば2ヶ月半前はFFヒーターの取り付けを行なっていましたので、必要な様々な工具や資材がキャビンに散乱し、どっかのゴミ屋敷状態になっています。

それが県外移動自粛になり、いつの間にか気温は30度を超える日も出てくる始末。 これでは暖房機器の取り付けを行うテンションにはなりませんわ。

FFヒーター取り付け関係の工具・資材類は一回降ろして、キャビンを海上の波にも耐えられる通常仕様に整理整頓をし…

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こうなって、

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こうなって、

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とまぁ、なんとか人の住める(住まないけど)感じになり、いつでも出航待ちの状態にはなりました。

降ろして軽くなったヨットですが、自粛太りで増えた体重とプラマイゼロだったりして…

一応、船台の上でエンジンをかけてみましたが、バッテリーやスターターも問題無いようです。 明日か明後日には一回水に浮かべて数時間走ってみます。
しかし風予報が3mとか4mと微風な感じ… 釣りでもしますかね?。

水深計編13へ続く