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【セイルカバー】案ずるより縫うが易し

ウチのヨットのメインセイルカバーにはマストの前とレイジージャックを通すところの2ヶ所ファスナー(ジッパー)があります。
で、レイジージャックを通す側のファスナーの下止とスライダーがどこかにぶっ飛んだようで見当たりません。
いつまでもロープでグルグルと言うのも格好悪いのでファスナーの長さを測り、色、エレメントの駒の大きさ、スライダーの持つ部分(名前を知らない)等を指定してオーダー、先日受け取りました。

関係ありませんが、ファスナーの長さはぴったり60cm。 ポーランド人の気質なのか、はたまたこのメーカー(ハーバーヨットサービスと言うポーランドのメーカーです)の文化・ポリシーなのかわかりませんが色々な場所の寸法やパーツの長さ、幅、高さ等がきっちりしたサイズでなんとなく気持ちがいいです。 以前に乗っていたベネトウ製のヨットは各所のサイズが色々と中途半端(123mmとか57mmとか1,001mmとか、インチでも無いしただただ中途半端なだけ)でイライラさせられる事が何度もありましたので、これはありがたい事です。

さて、いつものように切った、貼った、穴を開けた、みたいな作業ならヨットでやるのですが、「縫う」と言う精神的にも肉体的にもハードルの高い作業、家でやる事にします。

家に持ち帰りまして…

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まず元のファスナーを外します…
この糸を一つ一つプチプチと切って行って…

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って言うか、これ一回誰か(と言うか前オーナー)が縫い直してるな。
まぁいいか、外すんだし。

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取れました。

次に針と…

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糸を…

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出しまして(ティラーのカバーを作った時に買ったやつですな)
あとこれ、

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拡大鏡を出しまして(視力はいいんですけどねぇ…)、

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いきなり完成です。 
本当に縫い物が嫌いなので、写真とか撮ってると絶対に休んだりして進まないので一気呵成に縫い上げました。
見ての通りスライダーはリングがついたタイプにしました。 何かの時にロープが通せるので。

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ファスナーの色がオーダーミスでネイビーになりました…
ついでなので洗濯機で洗濯しまして…

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干したのですが、家で広げるとでかいな、これ。

今セイルが剥き出しの状態なので、明日には持っていってカバーしてやります。

【ここから追記】

翌朝マリーナに行き、

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裸だったセイルに、

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修理・洗濯したカバーをかけてやりました。

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↑付け替えたファスナーはこれです。
オーダーミスでホワイトじゃ無くてネイビーになっちゃったけど、これはこれでいいかな(←強がり)。