【23-10】山の日は海で台風前のセイリングを楽しむ
8月に入りまして、暑さに加えて台風7号様が向かっていらっしゃる。
そしてハリケーンDoraが西進していまして、そのまま台風8号になりそうな勢い(って書いてたんですが、さっき実際に8号になったそうですわ)。
本日は山の日。
とは言っても(自称)ヨットマンの私の事、山へは行かずに海に。
まぁ海千山千なんて言葉もあるくらいですから、どっちに行っても同じでしょ。
そんなわけで、明け方に仕事を終えてそのままマリーナへ。
今日も暑そうだ…
風は相模湾方面の方が良い感じでしたし、他艇に遭えるのも相模湾という事で…
夏雲の浮かぶ空の下、三崎港を抜けて相模湾へ。
山の日にかけて富士山の写真でもと…というのは無理な算段、高い湿度ともくもくの雲で、富士山のシルエットも拝めず。
あれ?これなら東京湾に出て鋸山(←千葉の山ね)の写真でも撮った方が良かった?と、
後ろを振り返るも、台風避難で本船がどんどん入ってくる浦賀水道航路を横切る気持ちにもなれず、そのまま相模湾に。
チョッピーな波で時折ウサギさんも見かけますが、北東の風は6~7mとセイリングには良い感じの風が吹いておりますので、私も失礼して、そそくさとセイルアップ。
ちょど1/2マイルくらい先に帆走する白セイルのヨットがいましたので、追いかけます。
前に乗っていた艇種のせいで、白いセイルのヨットだと食えそうな気に…
実際には、水線長5.8mの我が愚艇で追いつけるのは手漕ぎボートくらいですがね(やさぐれ)。
白い縦線に見えていたヨットがどんどん白い点に…
向こうは30ft以上(つまりハルスピード7ノット以上)、こちらのハルスピードは6ノットに届かない値。
セイル面積も相まって、そりゃあ追いつくのは無理な話ですわな、1時間に2km以上離されるんだから… などと独り頭の中で言い訳をしつつ楽しむセイリング。
しかし、さすがに良いコンディションの日。
あっちにも
こっちにも
(自艇より)速いヨットが走っていますわ。
さて問題です、
この海面には何艇のヨットがいるでしょうか?
答え、
(多分)4艇でした。
だからなんやねんという話なのですが、ヨットに乗ってるとどこかの艇に追いつきたくなるのが人情(私だけ?)。
追いつけそうなヨットを瞬時に見極める能力を私は持っています。
この中で追いつけるヨットはありません。
なぜなら、ウチのヨットより遅いヨットは滅多にいないから。
Compac19ならウチの方が速い、上りだけならNora21よりギリギリ速い… そんな感じで、自分より遅い艇種を覚えておりまして、相模湾をハイエナのように漂うのがウチのヨットですわ。
いやでもね、ミドルボートと違って水面が近いから速度感あるんですよ。
↓ほら
まぁ、オチの無い動画で、ただただ帆走してるだけなんですが、速い(ように見える)でしょ?
途中、
朝食を摂ったり、冷たいお茶を飲んだり(こまめな水分補給大事!)しまして、何度かのタックをし、途中試したかったセイルのトリム実験をしたりと、台風前の良い風を堪能しましたよ。
え?これで終わりかって。
ええ、 オチが無い終わりですみません。
山の日だけに、落ちないようにって…
今回のトラックはこれ。
Walkmeterのデータはこれ(クリックして下さい)。
3時間47分で15.7マイルせした。
Reliveの動画はこんな感じ。