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【魚探編1】振り込まれたつもりで浪費する

うちは共働きなんですが、家人の働いてる会社は世帯主だとなんちゃら手当が出ます。 つまり、必然的に我が家の世帯主は家人になっているわけですが、ここに来て大きな問題が発生しました。
「特別定額給付金誰が何に使うか問題」ってやつですな、1人10万円の。
当然の如く世帯主である家人宛に私の分も振り込まれるわけで、私のところには1円も入って来ません。
この春は立て続けに洗濯機が壊れ、ソファの買い替えがあり、その上固定資産税の支払い(←これは毎年だけど)と、この3つだけで100万オーバーの出費を私が被ってるのに入金ゼロと言うのはあんまりじゃないか?と全米… は泣かないにせよ、全私が泣いてます。

泣いてても仕方がないので腹いせに使ったつもりで貯金する「つもり貯金」に敬意を表し、(給付金が)振り込まれたつもりで浪費する「つもり浪費」をする事にしました。

給付金は10万円でしたので、その辺の価格レンジで買ったのは…

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GARMINの魚探 STRIKER Plus 7sv に振動子GT52HW-TMのセット。

なんかバス釣りするような感じのセットではありますが、別に魚を探したいわけではなく、海底地形を見たくて買ったんですよ。
GPSプロッターとしても使う気ゼロなので白地図しかないこの機種を買い求めました。
この機種(と振動子)だとSideVüと言うスキャン機能が付いておりまして…

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↑こんな感じで、船の左右の海底地形を見れる(らしい)んですな。
おそらく淡水をメインに考えられているこのモデルですが、私のホームポート周辺の海底地形図を見てみますと

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ほぼほぼ5〜15mくらい、深くとも30mくらいまでが「ちょっとその辺まで散歩」的なエリアで、へっぽこハーフデイセイラーの私にはこの程度の出力のモデルで十分と判断しました。
以前のホームポートの鴨川では、ちょっと行くと水深400mとかになりまして、クロムツやアカムツ(ノドグロ)なんて深海系の魚も釣ってましたので大きな違いですわ。
いや、ヨットは釣りする船では(多分)ありませんが。

話が飛んでしまいましたが、こんな浅いエリアなら海底の凸凹でも見てみようかなんて気にもなりましてSideVü機能の付いた魚探を(給付金をもらったつもりで)購入した次第です。

問題は、SideVü機能のある振動子は一般的な水深計や魚探のように真下に向けて音波を発するだけでなく左右にも飛ばしてるわけで、インナーハルに振動子を置くことは不可能な上、キール(センターボード)を備えスクリューはスターンより前にあり、ラダーはアウトラダーでスターンより後ろ、水底深くまで突き刺さっているうちみたいなヨットのどこに振動子付けるんだ?って話ですが、それはまぁ追い追い考える事にします。Whatever Will Be, Will Beですな。
最悪、センターボードの少し前の方にFRPで振動子マウントみたいのを造作すればなんとかなるだろうし、面倒なら左右じゃなくて片側だけ見れるとかでもいいと思ってます。

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早速開梱してみて…

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振動子と電源をつなぎ(振動子はSideVüと通常の真下の魚探線が2本です)、

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安定化電源をコンセントに挿し…(安定化電源を使うのは数年ぶりなので、念のためテスターで電圧を測った)

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電源をつなげば…

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言語設定やら、振動子のモデル設定やらタイムゾーンやら単位設定やらを行いまして…

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うんうん、(多分)ちゃんと動いてます。

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通常の魚探も織り交ぜたモード。

これから実際に振動子を海に入れて、自分のヨットのどこに付けたらそれなりに左右が見えるか試さないといけませんが、スクリューと舵の間に100mmくらい隙間があるから、あそこの隙間に音波が通れば楽なんだけどなぁ…

とりあえず本体をガッツリとヨットに固定して配線をして… と言う前に振動子の位置を決めたいので、しばらくの間は魚探はボックス的な物に固定しハンディ機みたいにしようと思っていますから、次回からはまずそっちの作業にかかろうかな。

FFヒーターの取り付けもダラダラと長引いてますが(と言うか、暑いから作業してない)、これも必要に迫られた物じゃないだけに長引きそう…

こんな感じでつもり浪費したわけですが作業はしたつもりでなく完遂したいと思います。

魚探編2へ続く